映画「ショーシャンクの空に」 その感想などをつれずれに
2時間超え(142分)の映画だったが、引き込まれるように映画ののまれた。
主役のティム・ロビンスはもちろんだが、モーガンフリーマンがいい。
回りのキャストもいい。
理不尽な環境の中で、唯一支配されないのは頭の中だけ。
希望という言葉を拠り所にして、知恵を出していく。
塀の中に慣れてしまうと、そとに出るのが怖くなる。。。
これって、いろいろなことに当てはまる言葉だと感じた。
長年同じような生活をしていると、それを外れることをすることは怖くなる。。。そういうことと同じかもしれない。
一番怖いことは、希望という前を向くことを諦めてしまうことだ。出来ないことを、諦めてしまう。
これは、諦めようと思わなくても環境がそうさせる場合もある。
しかし環境だけのせいではないのだ。
音楽が流れなくても、心の中、頭の中で音楽は流せる。
これって、考えてみたらすごいことだ。
物理的に、環境的に叶わなくても、自分の頭の中は、だれにも支配されないということだ。
そんなことも、見終わってから思った。
印象的なシーンは、モーガンフリーマンが語る「壁の中の生活が長く続くと外の世界が怖くなる」ということ。
慣れた世界から、慣れていない世界に行くには、恐怖や不安が伴うとこいうこと。
それともう一つは、「希望という言葉は危険だ」という言葉。
しかし主人公は、「希望」という言葉をしっかり心にもって進んでいく。
映画の舞台は、刑務所だが、
その環境を特別なものとは捉えずに、我々の環境と考えると、ちょっと恐ろしくなる。
いままでと同じことをやっている自分、そこから出ようとしない(チャレンジしない)自分。
映画の中の言葉が妙に胸に刺さったのは、そんなことを思ったからかもしれない。
将来を、希望を持って突き進む大切さ、あらためてハッとしてしまった。
評価が高いのも、うなずけるとても素晴らしい映画。
「令和」最初に見た映画が、この映画だったことは良かったかな。
お気に入りの映画がまた一つ増えたことに喜びを感じる。
これからも、何度も見返してみたい、そう思えたすばらしい1本だ。
The Shawshank Redemption
監督/フランク・ダラボン
原作/スティーヴン・キング『刑務所のリタ・ヘイワース』
出演者/ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン ほか
配給/(アメリカ)コロンビア映画 / ワーナー・ブラザース
(日本)松竹富士
公開/(アメリカ)1994年9月10日/(日本)1995年6月3日
上映時間/143分
※「ショーシャンクの空に」(ウィキペディア)より
映画「ショーシャンクの空に」各レビューサイトの評価は?
■映画.com
4.4 点 / 評価:275件
■Yahoo!映画
4.53 点 / 評価:6172件
■Filmarks
4.2 点
コメント
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