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人はみんな折り合いをつけて生きている、是枝裕和監督の作品「歩いても歩いても」を見て思ったこと。

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映画「歩いても、歩いても」 その感想などをつれずれに。

「歩いても、歩いても」を見た。是枝裕和監督の作品。

歩いても 歩いても

歩いても 歩いても Still Walking
監督/是枝裕和
脚本/是枝裕和
原作/是枝裕和
出演者/阿部寛、夏川結衣、YOU、高橋和也、田中祥平、樹木希林、原田芳雄、
音楽/ゴンチチ
配給/シネカノン
公開/(日本)2008年6月28日
上映時間/114分

ストーリーは、「15年前に亡くなった兄の命日に、良多(阿部寛)は家族を連れて実家に帰省する」というもの。

仲の良い家族。実家にみんな集まり、楽しそうな時間が流れる。
どこにでもある、幸せな光景かもしれない。

そんな中で、家族であっても、わからない個人の思いなどセリフを通して描かれていた。
家族といってもそれぞれ個人。思いはそれぞれ微妙に違っていたりする。
でも、それが本来の姿かもしれない。

時には気持ちを押し殺して、それでも上手くやっている。

「怖いのよ人って、みんな」というセリフ。とっても印象的で、ゾッとした。
そして、
「それぐらい普通でしょ」っというセリフ。
この2つは、とっても印象的。

人間ってそういうものかもしれないなと、妙に納得してしまった。
良多と奥さん(夏川結衣)とのやりとりもそう、リアルだ。

本人はなんとも思っていないことでも、受け手によってはひどい言葉にもなる。
そして、みんないろいろ抱えながら、それでも生きている。

そんなことを改めて思った。

映画の見方は、ストーリーだけを追っていくとモッタイナイ。
そのまますんなり入ってくるものもあるし、「じわじわ」と入ってくるものもある。

一度みたときには、すーーと見てしまったが、
あらためて印象的なシーンを考えてみると、日常のシーンの中から感じ取られるものが見えてくる。
それはもちろん、個人的なものであって、万人に対してのものではないかもしれないが。。。

それも、普通なんだな。きっと思える。

そんなことを見ていて感じたりした。
何度も見ることで、また違った印象や気付きをもたらしてくれる映画だ。

何気ない日常、特別でない日常を、丁寧に生きていくことの大切さもあるのかもしれない。

老いていく親。
そのうちね」という言葉。
「いつもこうなんだ、ちょっと間に合わないんだ」という言葉も

見終わった後に、ジワジワ入ってくる。
口からナノカ、おへそからなのか。。。

派手さは決してない、見る人によって感想がが変わってくる映画のように思える。
しばらくしてまた見たら、印象がかわってくるかもしれない。。。
何年後か、また見てみたいと思う。

樹木希林さんの演技もすばらしかった。

 

YOUさんの旦那さん役の高橋和也さんといえば、

男闘呼組のベーシストの高橋一也さんだったんですね。すっかりいいお父さん役でした。

男闘呼組

 

主演の阿部寛さんと夏川結衣さんといえば、

阿部寛さんと夏川結衣といえば、フジテレビドラマ「結婚できない男」のお二人。
あのドラマの二人も最高にイイ感じでした。


一人が好きで悪いか!!

このドラマ。13年ぶりに2019年10月に復活しています。


幸せになりたくて悪いか!!

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ゴンチチの音楽もすばらしい

映画「歩いても、歩いても」 各レビューサイトの評価は?

■映画.com

■Yahoo!映画

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