「映画 ビリギャル」 その感想などをつれずれに
率直な感想は、思った以上にかなり良かった、おもしろかった!です。
映画 ビリギャル
監督/土井裕泰
原作/坪田信貴
出演者/有村架純、伊藤淳史、野村周平、大内田悠平、奥田こころ、あがた森魚、安田顕、松井愛莉、蔵下穂波、阿部菜渚美、山田望叶、矢島健一、中村靖日、峯村リエ、吉田羊、田中哲司、
主題歌/サンボマスター「可能性」
配給/東宝
公開/2015年5月1日
上映時間 117分
ビリギャルの成長ストーリーですが。。。
見る人によって印象がかわるのかもしれません。私は、子どもを持つ父親として見ていました。
◆
話には、主人公のビリギャルを中心に、その両親も出てきます。
その中の、父親に感情移入。
父親は息子(弟)にべったりで、娘(ビリギャル)には目もくれません。
「息子びいき」ってやつですね。しかも、自分の夢を息子に押し付けて。。。
一方、母親は娘(ビリギャル)の理解者で味方。娘の自主性を献身的にサポートしていきます。
やがて息子が挫折。そこから、展開が変わっていきます。。
もちろん、子どもは親の分身でもないし、ましてや親の夢を背負わせるものでもない。
と、分かっているけれど、ついつい子供に対して過剰に期待してしまうものだよなーなんて思いながら見ていました。
ビリギャルの父親は、子どもと関わりを持ついい父親。
ですが、過剰なる期待が子どもにとって、背負わせられたプレッシャーになっていたんですね。
子どもと接する親として、いろいろ考えさせられました。
「子どものため!」なんて大それたことを思っても、子どもにとってはそれがプレッシャーだったり、ウザかったり。。。
そんなことを考えると、もろちんまるっきり放任はよくないと思いますが、
ある程度、子どもを信頼して任せ、それをサポートするということも大切なのかもしれないなーと。
そのためには、しっかり見守ってあげるということなんだろうな。。。
キーパーソンのビリギャルを救った、塾講師・坪田先生。
何事にも否定をしないで、受け入れる。生徒の良さを引き出してくれます。
その坪田先生の言葉
「やればできる」と言ってはダメ。
「やればできる」と言われて育った子は、できなかった時にものすごく落ち込む
※ビリギャルの父親と息子(弟)の関係にリンクしていました。
思わず、自分もドキッとしました。
いままでたくさん「やればできる!」とつい熱く言ってしまていた自分。
これって、無意識に期待値を上げているということかも。。なんて
観ていて思わず反省ポイントでした。
ちなみに。。。
じゃあ、なんて言えばいいのかと調べてみると、
「やればできる」ではなくて、「やれば伸びる」っていうのがいいようです。
ほかにも、坪田先生の名言は、映画の中で散りばめられています。
人によって、名言と思えるものが違うかもしれませんが、
“Where there’s a will, there’s a way.” “意志あるところに道は開ける”
受験を控える中高生はもとより、
何かを始めようと思っているすべての人に力を与えてくれる、素敵な言葉だと思います。
◆
この映画は、
ビリギャルと同世代には、やる気や勇気、そして「やれば伸びる」ということを
そして、受験生を持つ親にとっては、受験生や子どもの接し方のヒントをもらえる、
と思いました。。。ストーリー展開もよく、期待以上におもしろかったです。
主役の有村架純さんは、明るくてとてもチャーミング!
主題歌として使われている、サンボマスターの曲も良かった♪
◆ ◆
ちなみに。。。「映画 ビリギャル」は、
【TBS Pictures】 さやか(有村架純)は高校2年生。中学入学以来、全く勉強をしなかったので、ついに成績は学年ビリ。いくらなんでもこのままではマズイと思ったのか、そんな女の子が学習塾にやってきた。でもその姿は金髪、ヘソだし、超ミニスカのギャルメイク。対応した塾講師の坪田(伊藤淳史)もびっくりの彼女の知識は小4レベル。聖徳太子を「セイトクタコ」と読み、東西南北も分からない。それでも夢は大きく第1志望はチョー難関の慶應大学!(←ゼッタイ無理!)「さやかが慶應なんてチョーウケる~!」。こうしてノリで二人三脚の受験勉強がはじまった!夜も寝ないで頑張るさやかだが、偏差値70の慶應は甘くない。周囲からはののしられ、成績は伸びず、友達とも遊べない。それでも支えてくれる周囲の人たちのため、さやかは慶應合格に向け走り続ける。
(C)2015映画「ビリギャル」製作委員会
映画「映画 ビリギャル」各レビューサイトの評価は?
■映画.com
4.0 点 / 評価:370件
■Yahoo!映画
4.05 点 / 評価:5,591件
■Filmarks
3.7 点
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受験生も、受験生を持つ親も、みんな「やれば伸びる!」
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