映画「トランセンデンス」 その感想などをつれずれに
トランセンデンス
Transcendence
監督/ウォーリー・フィスター
脚本/ジャック・パグレン
出演者/ジョニー・デップ、レベッカ・ホール、ポール・ベタニー、ケイト・マーラ、キリアン・マーフィー、コール・ハウザー、モーガン・フリーマンほか
配給/(アメリカ)ワーナー・ブラザース、(日本)ポニーキャニオン/松竹
公開/(アメリカ)2014年4月18日 (日本)2014年6月28日
上映時間/119分
「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーといえば、「ジョニー・デップ」です。
その「ジョニー・デップ」が出演しているほかの映画も観てみたい!と思い「トランセンデンス(吹替版)」を見ました。
タイトルのTranscendenceは、日本語で「超越」
ジョニー・デップが天才科学者役で出演している映画なのですが、生身として出てくるのは最初だけ。
最初の方でテロリストに襲われて瀕死の状態になって死んでしまうのです。
といっても、死ぬ直前に脳(意識)をコンピューターにアップロード。コンピューターの中で生き続けることになるのですが。。。
天才的な学者の脳は、コンピューターとWEBのつながりを得て次第に大きく進化していきます。
それは、再生医療の技術だったり、筋肉増強などの技術だったり。。。
あまりの進化に恐ろしいものと考えた人間たちは、次第にコントロールできないものを怖がるようになり破壊しようとする。。。
というようなお話。
「人間は理解できないものを怖がる」
今後コンピューターやAIが発展していくなかで、世の中はどんどん便利になって行く反面、人間の能力を超えてしまうシンギュラリティー以降、どうなってしまうのだろうかと見ていた思いました。
進化のスピードは止まらない中、人間の理解がコンピューターの進化についていけなくなったとき、コンピューターを恐れる時代が来るのかもしれない。
けれど、
コントロールできないからといって、制限していても進化は望めない。
ならば、進化に耐えられるように人間自身もちゃんと進化していかなければいけないんだな。
人類が火を発見してから、それをコントロールしてきて進化してきた。
コンピューターやAIもコントロールできてこそ、さらなる進化をとげていくんだろうな。
なんて考えると、ちゃんとコントロールできるようになるまで、さまざまなことが起こったとしても、進化するためには通る道なのかもしれませんね。
コントロールできるときは便利なものだが、
一度コントロールを失うと、人ではどうにもできなくなり恐怖でしかない。
それって、世の中の話でもいろいろありますね。
たとえば、自動車だってコントロールできるときは便利なものですが、一度コントロールを失ってしまえば、恐怖なものにもなってしまうとかね。
はじめは従順なコンピューターが、なにかの不具合で人類を敵と見なして。。。なんて物語、SFの世界では結構あるようにも思います。
◆ ◆ ◆
とりとめのない話になってしまいましたが、トライセンデス、ジョニー・デップも普通に格好いいし、再生技術を表現した映像も、恐怖を覚えるくらいリアルですごい。
そう遠くはない未来のSF映画という感じで、楽しめました。
印象的なラストもステキでした。
興味を持っていただいた方は、ぜひ観てみてはいかがでしょうか。
映画「トランセンデンス」各レビューサイトの評価は?
映画レビューサイトで「トランセンデンス」の評価は、以下の通りです。
■映画.com (★3)
■Yahoo!映画 (★2.88)
■Filmarks (★3.1)
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