
「どうして今日に限って……」
そんなふうに、予期せぬトラブルで心がポキッと折れそうになったことはありませんか? 今日は、私にとってそんな一日でした。
重なる不運と、打ち砕かれた淡い期待
出かけようとした矢先、目に飛び込んできたのは無残に潰れたタイヤ。自動車のパンクです。
急いで妻の車を借りて予定をこなしましたが、その後ショップで見てもらうと「修理不能」との診断。なんと、近い場所に釘が2本も刺さっていました。
しかも時刻は閉店間際。 「今日中に直るかも」という淡い期待は見事に打ち砕かれました。
明日は仕事。車はどうしても必要です。 結局、泣く泣くスタッドレスタイヤへの交換作業をお願いすることに。作業が終わり、空気圧を確認して店を出たときには、夜の21時を回っていました。
冷え込む夜空の下、ようやく帰宅してお風呂と食事を済ませたら、もう23時。 正直、心身ともにクタクタでした。
「運」はいい・悪いではなく、貯めるものだとしたら
こういう出来事は、ネガティブに受け取ろうと思えばいくらでもそう思えます。 「なんてついてない日だ」と吐き捨てて終わらせることもできました。
でも、作業を待っている間、私の頭にある一冊の本が浮かんできました。 喜多川泰さんの著書『運転者 未来を変える過去からの使者』です。
「起きた出来事そのものは変えられなくても、その出来事にどんな意味を与えるかは自分で決められる」
この本には、そんなメッセージが込められています。 物語の中で、運は「いい・悪い」で決まるのではなく、ポイントカードのように「貯める・使う」ものだという考え方が出てきます。
「これだけアンラッキーが重なったのなら、今はものすごく運が貯まっている状態なのかもしれない」 「ここで腐らずに上機嫌でいられたら、この先にどんなラッキーが待っているんだろう?」
そう思うと、ただしんどいだけだった時間にも、少しだけ意味が生まれた気がしました。 試されているのなら、負けたくない。 そう思えたことで、どうにか前を向いて作業に取りかかることができたように思います。
最後に決めるのは、自分
もちろん、そうは言っても「しんどいものはしんどい」のが人間ですよね(笑)。 だから今夜は、自分へのご褒美に少しだけお酒を飲んでいます。
起きた出来事は変えられません。
釘が刺さった事実も、出費がかさむであろうという事実も消えません。 でも、その一日をどんな出来事として終えるかは、自分で選ぶことができます。
「最悪な一日」として終わらせるか、「運を貯めた一日」として明日へつなげるか。
もし今、理不尽なトラブルや思い通りにいかない毎日に心が折れそうな方がいたら、ぜひこの本をめくってみてください。 読み終わる頃には、目の前の景色が少しだけ優しく見えているはずです。
記事で紹介した本はこちら
『運転者 未来を変える過去からの使者』 不機嫌でいることの損と、上機嫌でいることの大切さを静かに教えてくれる、人生のバイブルのような一冊です。
気持ちが沈んだときに読み返したくなる本です。






