この本を読んで、「運」について考え方がガラッと変わりました。
結構衝撃的で、とてもステキな本と出合えたことに、感謝しかありません。
【つれづれなる感想】
「運」について
単刀直入に言うと、「運というものをあらためて考える切っ掛けとなった」ということ。
運というのは、つい「運がよかった」「運が悪かった」と思いがち。しかし、本書では、運は、良い、悪いではなく、「使う」、「貯める」という。そして、「ポイントカードと一緒で、貯まってからはじめて使うことができる」。とも。
「頑張っても報われないときは運が貯まっている」と語りかける。
それらを、ストーリーの中で語りかけてくれる。
プラス思考について
良いことをイメージするプラス思考というのではなく「起こったことをプラスに捉えること」。これが本当のプラス思考ということなんだ。
物事は、良いも悪いもないし、そのときはわからないもの。
あとになって「良かった」と思えるようにすればいいということなのかもしれない。
過去に起こったという事実は変えられないが、捉え方は自分次第でいくらでも変えることができる。過去につらいことがあったとしても、つらいという意識を「むしろ良かったのではないか」と思えたとき、前に進むことができるのかなと思った。
「上機嫌」でいること
これが非常に難しい。
しかし、難しいということは、それに対しての伸びシロがあるということなんだよね。
いままで「不機嫌」だから、どんだけ損しているかと思うと恐ろしくなる。
確かに、「不機嫌」な奴に運は巡ってこないし、チャンスは見つけられない。
気になったキーワードを抜粋(本文引用)
気が付けば、ものすごい量の抜粋になってしまいそうなので、そのなかから厳選してみたのですがそれでもかなりの量になってしまいました。
「運が悪いなー」という考え方を変えるのにも十分すぎるかもしれません。
あくまでも抜粋。本を読んでみると、ストーリーを通して体に入ってくる感じです。
自己啓発のビジネス本ではない、小説として読めるのもいい感じです♪
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- 運をつかまえるアンテナは、上機嫌のときに最大になる。逆に機嫌が悪いとアンテナは働かない。
- 運は〈いい〉か〈悪い〉かで表現するものじゃない。〈使う〉〈貯める〉で表現するもの
- 頑張っても報われないときは運が貯まっている。
- 損得から離れる。楽しそう、面白そうと思ってみる。もっといろんなことに「面白そう」「楽しそう」と思った方がいい。
- 終始上機嫌でいて、今の状況を楽しむことが、自分にできる一番いいことなんだ。
- 「何が起こるかわからないが、起こることを楽しんでみよう」そう腹を決めると、自然と上機嫌に。
- 種をまいたら収穫までに時間がかかる
- 自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスなんてそれが起こっているときは誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要だった大切な経験にしていくこと、それが〈生きる〉ってことです。
- 誰かのために自分の時間を使う。してあげたこととしてもらったことの差が〈運〉
- 〈今すぐ、自分だけ〉って考えすぎ
- これから起こることではなく、起こったことに対してプラスに考える
- 使う運より、貯める運を多くする
- ちょっと何か起こると反射的に「最悪」って思いがちなんですけど、「むしろよかったんじゃないか」って思ってもいい。
- 最初から「むしろよかったんじゃないか」って思うと、結構いろんなことが楽しめるもんですよ。
気になった人は、実際に本を読んでみることを強くお勧めします。
単行本(ソフトカバー): 239ページ
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019/3/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4799324500
ISBN-13: 978-4799324509
発売日: 2019/3/28「…なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」思わず独り言を言った、そのときだ。ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに気づいた。。。。
累計80万部喜多川泰、渾身の感動作!「報われない努力なんてない!」