「…なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」思わず独り言を言った、そのときだ。ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに気づいた。累計80万部喜多川泰、渾身の感動作!報われない努力なんてない!
【つれづれなる感想】
運は〈いい〉か〈悪い〉かで表現するものじゃない。〈使う〉〈貯める〉で表現するもの
本書では、運は「良い」「悪い」ではなく、「使う」「貯める」といいます。そして、「ポイントカードと一緒で、貯まってからはじめて(運を)使うことができる」とも。
さらに、「頑張っても報われないときは運が貯まっている」と語りかけます。
「運が悪い」ってイライラしているのではなく、そんなときは「運が貯まっている」と考えると、ちょっとは気持ちが軽くなり、優しくなれるような気がしました。
頑張っても報われないときは運が貯まっている。
(本文引用)
これから起こることではなく、起こったことに対してプラスに考える
「悪い状況が起こったことをプラスに捉えること」、これが本当のプラス思考。
過去に起こったという事実は変えられないが、捉え方は自分次第でいくらでも変えることができる。過去につらいことがあったとしても、つらいという意識を「むしろ良かったのではないか」と思えたとき、前に進むことができるのかな。
自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスなんてそれが起こっているときは誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要だった大切な経験にしていくこと、それが〈生きる〉ってことです。
(本文引用)
運をつかまえるアンテナは、上機嫌のときに最大になる。逆に機嫌が悪いとアンテナは働かない。
「何が起こるか分からないが、起こることを楽しんでみよう」そう腹を決めてみると、自然と上機嫌になれた。
(本文引用)
「腹を決めて楽しむ」上機嫌になるコツなんですね。
気になった本文キーワード
気が付けば、ものすごい量の抜粋になってしまいそうなので、そのなかから厳選してみたのですがそれでもかなりの量になってしまいました。
「運が悪いなー」と考えがちな私にとっては、考え方を変えるたくさんの気づきを得られました。
あくまでも抜粋。本を読むとストーリーを通してジンワリ体に入ってくる感じです。
自己啓発のビジネス本ではない、小説として読めるのもいい感じです♪
- 頑張っても報われないときは運が貯まっている。
- 損得から離れる。楽しそう、面白そうと思ってみる。もっといろんなことに「面白そう」「楽しそう」と思った方がいい。
- 終始上機嫌でいて、今の状況を楽しむことが、自分にできる一番いいことなんだ。
- 種をまいたら収穫までに時間がかかる
- 自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスなんてそれが起こっているときは誰にもわかりませんよ。どんなことが起こっても、起こったことを自分の人生において必要だった大切な経験にしていくこと、それが〈生きる〉ってことです。
- 誰かのために自分の時間を使う。してあげたこととしてもらったことの差が〈運〉
- 〈今すぐ、自分だけ〉って考えすぎ
- 使う運より、貯める運を多くする
- ちょっと何か起こると反射的に「最悪」って思いがちなんですけど、「むしろよかったんじゃないか」って思ってもいい。
- 最初から「むしろよかったんじゃないか」って思うと、結構いろんなことが楽しめるもんですよ。
単行本(ソフトカバー): 239ページ
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2019/3/28)
言語: 日本語
ISBN-10: 4799324500
ISBN-13: 978-4799324509
発売日: 2019/3/28「…なんで俺ばっかりこんな目に合うんだよ」思わず独り言を言った、そのときだ。ふと目の前に、タクシーが近づいてくるのに気づいた。。。。
累計80万部喜多川泰、渾身の感動作!「報われない努力なんてない!」
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