「LINEを開くと突然広告が出る」
「今すぐLINEをアップデートしてください」と表示される
このような症状が現れると、「ウイルスに感染した?」「スマホが壊れた?」と不安になりますよね。
Androidスマホでは、このようにアプリの使用中やホーム画面に広告が表示されることがあります。
ですが、スマホ本体の故障やLINEそのものの不具合ではなく、あとからインストールした別のアプリが影響している場合があります。
その原因の一つとして考えられるのが、広告を表示するアプリ(アドウェア)です。
原因があとからインストールしたアプリにある場合は、そのアプリを削除することで改善することがあります。
実際に私も同じ症状を経験し、原因と思われるアプリを削除したことで広告が表示されなくなりました。
最初はLINE自体の不具合を疑いましたが、原因は別のアプリでした。
この記事では、
・広告が出る原因
・怪しいアプリの見つけ方
・安全な対処法
を、初心者向けにわかりやすくまとめています。
LINEを開くと広告が出るときに最初に確認すること
「LINE自体が原因?」と思いがちですが、別のアプリがLINEの使用中に広告を重ねて表示している場合があります。
「LINEを開くと広告が出る」と感じても、直近でインストールした別のアプリが影響していないか確認してみましょう。
特に、無料ツール系アプリや見覚えのないアプリを入れた後に症状が出た場合は、一度確認してみることをおすすめします。
LINEそのものが原因と決めつけず、まずはほかのアプリが影響していないか確認することが、解決への近道です。
【実は“ウイルス”ではない場合もあります】
「ウイルスに感染したのでは?」と不安になりますよね。しかし、症状によっては、ウイルスではなく広告表示を目的としたアドウェアが原因になっている場合があります。
・不正なプログラム:情報を盗んだり、端末の動作に悪影響を与えたりするもの
・アドウェア:広告を表示することを主な目的としたソフトウェアやアプリ
ただし、アドウェアの中にも、不審な権限を利用したり、個人情報の取り扱いに問題があったりするものがあります。
Androidには、「Google Play プロテクト」という有害なアプリを検査するための標準機能があります。
まずは慌てず、原因アプリの特定から進めていきましょう。
LINEを開くと広告が出るときによくある症状
次のような症状が見られることがあります。
- LINEを開くと突然全画面広告が表示される
- LINEを閉じても広告が出る
- ホーム画面にも広告が表示される
- ブラウザが勝手に開く
- 「今すぐLINEをアップデートしてください」という広告が出る
これらの症状は、LINE自体ではなく、Androidにインストールされた広告表示アプリ(アドウェア)が影響している場合があります。
LINEを開くと広告が出る原因として考えられるアドウェア
アドウェアは、便利だと思ってインストールしたアプリに含まれている場合があります。
特に以下のような「単機能の便利ツール」を装ったアプリには、少し注意が必要かもしれません。
- QRコード読み取りアプリ
- クリーナー・高速化アプリ
- バッテリー最適化アプリ
- 無料壁紙アプリ
- ブースター系アプリ
これらを入れてから広告が出るようになったのであれば、そのアプリが影響している可能性が考えられます。
なかには、アプリ一覧を見ただけでは原因を見つけにくいものもあります。
Androidで広告が消えないときは、見つけにくいアプリにも注意
原因となるアプリの中には、見つけにくいものもあります。
また、「他のアプリの上に表示」という権限を使って、別のアプリの画面上に広告を重ねて表示する場合があります。
設定画面でこの権限が許可されているアプリは、一度確認してみる価値があります。
原因となるアプリは、次のような理由で見つけにくい場合があります。
- ホーム画面にアイコンが表示されていない
- アプリ名やアイコンが分かりにくい
- インストールしてから時間がたって症状が出始めた
ホーム画面だけで判断せず、「設定」のアプリ一覧から確認することが大切です。
怪しいアプリを特定して削除する
以下の手順で、原因となっている可能性のあるアプリを確認してみましょう。
まずは、最近インストールしたアプリや、見覚えのないアプリから見直します。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリ管理」を選ぶ
- 「すべてのアプリ」を表示する
- 最近インストールしたアプリや、見覚えのないアプリを確認する
※「インストール日順」に並べ替えられる場合は、原因を探しやすくなります。
次のようなアプリがないか確認してみましょう。
- 最近インストールしたものの、ほとんど使っていないアプリ
- アイコンが真っ白、またはアプリ名が分かりにくいもの
- インストールした時期と、広告が出始めた時期が重なるアプリ
怪しいアプリが見つかった場合は、アプリ名や提供元を確認したうえで、不要なものであればアンインストールします。
バッテリー使用量から不審なアプリを探す
「どのアプリが怪しいのか分からない」という場合は、バッテリー使用状況も確認してみましょう。
設定 → バッテリー → バッテリー使用量
ほとんど使っていないのに、バッテリーを多く消費しているアプリがあれば注意が必要です。
広告を表示するアプリがバックグラウンドで動作している場合、バッテリー使用量に不自然な増加が見られることがあります。
ただし、バッテリー消費が多いだけで原因アプリとは断定できません。インストールした時期、データ通信量、権限設定などもあわせて確認しましょう。
アプリの権限設定も確認する
広告をほかのアプリの画面上に重ねて表示するアプリでは、「他のアプリの上に表示」という権限が使われている場合があります。
※設定項目の名称や場所は、Androidのバージョンやスマホのメーカーによって異なります。
設定 → アプリ → 特別なアプリアクセス → 他のアプリの上に表示
この権限は本来便利な機能ですが、広告表示アプリに悪用されることもあります。
一覧の中に見覚えのないアプリがあれば、広告の原因になっている可能性があります。
私の場合は、原因と思われるアプリを削除することで広告が止まりました。
ただ、広告が消えたあとも「また知らないうちに怪しいアプリを入れてしまうのでは…」という不安は少し残りました。
そこで次に、同じトラブルを繰り返さないために意識しておきたいことを整理します。
同じトラブルを繰り返さないために
広告が消えても、「また同じことが起きたらどうしよう」と不安になりますよね。
同じトラブルを繰り返さないために、私は次のことを意識しています。
・提供元が分からないアプリはインストールしない
・Google Play ストア以外からアプリを入れない
・Google Play プロテクトを有効にしておく
・定期的にインストールしたアプリを見直す
これだけでも、広告表示アプリに遭遇するリスクを減らすことができます。
Google Play プロテクトでアプリを確認する
怪しいアプリを削除したあとは、Google Play プロテクトでも確認しておきましょう。
- Google Play ストアを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「Play プロテクト」を選ぶ
- 「スキャン」をタップする
問題のあるアプリが検出された場合は、画面の案内に従って対処します。
ただし、問題が表示されなかった場合でも、広告の原因が完全に解消したとは限りません。最近インストールしたアプリや、不自然な権限設定もあわせて確認してください。
広告が消えたあとも不安が残る場合は
原因と思われるアプリを削除して広告が止まっても、
- ほかに怪しいアプリが残っていないか
- Google Play プロテクトだけで十分なのか
- セキュリティアプリを入れた方がよいのか
と不安になることがあります。
Androidには、インストール済みのアプリを検査する「Google Play プロテクト」が標準で用意されています。
まずは標準機能を確認し、そのうえでセキュリティアプリが必要かを判断しましょう。
関連記事:Androidにセキュリティソフトは必要?Playプロテクトで十分な人・有料版を選ぶ人
偽の警告や不審な画面が表示された場合は
スマホやパソコンでは、
- 「ウイルスに感染しました」
- 「今すぐ更新してください」
- 「端末が危険な状態です」
といった偽の警告が表示されることがあります。
画面に表示されたボタンをすぐに押さず、本物の警告かどうかを落ち着いて確認することが大切です。
▶ 「ウイルスに感染しました」は詐欺?初心者向けネットトラブル対処法まとめ
今回のことで、ほかにも気になったこと
初期化しないと直らない?
今回のように、あとからインストールしたアプリが原因であれば、そのアプリを削除することで改善する場合があります。
症状が改善しない場合は初期化も選択肢になりますが、まずは最近インストールしたアプリや、不審な権限設定を確認してみましょう。
初期化する場合は、写真や連絡先などの必要なデータを事前にバックアップしてください。
iPhoneでも同じ現象は起きる?
iPhoneでも、ブラウザ上の偽警告や不審な通知が表示されることはあります。ただし、今回紹介したAndroidの設定手順は利用できません。
iPhoneでは、最近追加したアプリやブラウザの通知設定などを別に確認する必要があります。
セキュリティアプリは本当に必要?
Androidでは、Google Play プロテクトなどの標準機能で基本的な確認ができます。
そのため、すべての人に有料のセキュリティアプリが必要とは限りません。
一方で、偽警告や不審なアプリを自分で見分けることに不安がある場合は、補助的な対策として検討する方法もあります。
私自身も、原因と思われるアプリを削除したあと、Google Play プロテクトの確認や、インストール済みアプリの見直しを行いました。
「LINEをアップデートしてください」という広告は本物?
突然「今すぐLINEをアップデートしてください」と表示される場合があります。
Google Play ストア以外の画面にアップデート案内が表示された場合は、その場でボタンを押さないでください。
AndroidではGoogle Play ストアを開き、「LINE」と検索して、公式アプリのページに「更新」と表示されているか確認しましょう。
LINEのデータ通信量が急に増えたのは関係ある?
広告を表示するアプリが、バックグラウンドで通信している場合があります。
ただし、LINEのデータ通信量が増えているからといって、必ずしも広告表示アプリが原因とは限りません。
「設定」のデータ使用量から、通信量が不自然に多いアプリがないか確認してみましょう。
まとめ:まずは落ち着いてアプリ一覧を確認しよう
LINEを開くと広告が出る、ホーム画面に突然広告が表示される、ブラウザが勝手に開く――。
このような症状が出ると、「LINEが壊れたの?」「ウイルスに感染した?」と不安になりますよね。
ですが、LINEそのものではなく、あとからインストールした広告表示アプリが影響している場合があります。
まずは、直近でインストールしたアプリや、見覚えのないアプリを確認してみましょう。
特に、
・最近入れた無料ツール系アプリ
・使っていないのに残っているアプリ
・名前やアイコンが不自然なアプリ
・「他のアプリの上に表示」が許可されているアプリ
は、一度見直してみる価値があります。
私の場合も、原因と思われるアプリを削除することで広告が止まりました。
スマホのトラブルは、早めに気づいて確認することが大切です。
「なんか変だな」と思ったら、まずは落ち着いてアプリ一覧を眺めてみてください。
あわせて、偽のウイルス警告やSMS詐欺なども知っておくと、今後のトラブル予防につながります。








