
1977年から1980年まで放送された ルパン三世 PART2(赤ジャケット版)。
数ある155話の中でも、特に印象深いのが 第145話「死の翼アルバトロス」 と 第155話「さらば愛しきルパンよ」 の2本です。
のちに宮崎駿が「照樹務」名義で関わったこの2話は、どちらもただのアクション回ではなく、画面の密度や物語の深みが一線を画していました。
第145話「死の翼アルバトロス」
- 特徴:空を舞台にした迫力あるアクション。
- 見どころ:チームプレーの緊張感とキャラクターの細やかな動き。
- 宮崎駿の色:空や飛行シーンの描写に独特のこだわり。
当時はただハラハラしながら見ていただけでしたが、今見ると、赤ジャケットPART2の中でも異色の「大人びた冒険回」として心に残ります。
第155話「さらば愛しきルパンよ」
- 特徴:PART2の最終回。物語の集大成としての重み。
- 見どころ:ルパンたちのキャラクターが持つ余韻と哀愁、緊張感のある作戦。
- 宮崎駿の色:構図や演出の丁寧さに、彼らしい手触りが残る。
夕方の再放送で見ていた頃は、単に「面白い回」だっただけですが、大人になった今は、赤ジャケットPART2の終着点としての特別感を強く感じます。
2本を並べて感じるもの
- 共通点:宮崎駿の緻密な演出、画面の密度、キャラクターの生き生きした動き。
- 違い:
- 「死の翼アルバトロス」 → 空と飛行アクション中心、緊張感高め。
- 「さらば愛しきルパンよ」 → PART2総まとめ、物語の余韻と哀愁重視。
この2本を比べることで、赤ジャケットPART2の魅力と、宮崎駿の演出が作品に与えた影響をより鮮明に感じることができます。
赤ジャケットPART2を振り返る
夕方の再放送で見ていたあの頃、私たちはただワクワクしながら画面に釘付けでした。
でも、今振り返ると、画面の一コマ一コマに作り手の想いとこだわりが詰まっていたことに気づかされます。
※「ルパン三世 PART2」は現在、動画配信サービスでも視聴可能です。
あの頃のワクワクを、もう一度体験してみませんか?
▶ 第145話『死の翼アルバトロス』を個別に詳しく
→ 赤ジャケットの中の異色作/『死の翼アルバトロス』をいま見返して思うこと
▶ 第155話『さらば愛しきルパンよ』最終回の感動
→ 赤ジャケットの終着点/『さらば愛しきルパンよ』が残したもの






