
1977年から1980年まで放送され、いまも多くの人に愛されている
ルパン三世 PART2(いわゆる“赤ジャケット版”)。
あの頃、夕方の再放送で見ていたルパンは、ただのアニメ以上に、日常の一部でした。
今回は、その中でも私が小学生のころに強く印象に残った
第137話「華麗なるチームプレー作戦」を、思い出を中心に、少しだけ小ネタとともに振り返ってみたいと思います。
第137話「華麗なるチームプレー作戦」
小学生だった頃、友人に勧められたこの回。
「これ、本当に面白いから見逃すなよ」
そんなひと言で期待が膨らんだのを、いまでもはっきり覚えています。
見終わった後の率直な感想は、
「すごく気持ちよかった」
細かな展開は曖昧でも、
ルパン、次元、五ェ門、不二子がまるで楽団のように息を合わせて動く様は、
子ども心にも鮮烈に残りました。
笑いあり、ちょっとしたハラハラあり。
そして最後には、ちゃんと全員が“決めてくれる”という安心感。
この“揃って動く感じ”は、
ちょっとした快感にも似ていて、いま振り返っても心地いいのです。
シーズン2:あれって何色だったんだっけ?
実は『ルパン三世』のTVシリーズって、
シリーズごとに“ルパンのジャケットの色”が違うのをご存じでしたか?
- PART1 → 緑
- PART2 → 赤
- PART3 → ピンク
赤ジャケットになったPART2は、PART1に比べて雰囲気が一変。
痛快さが増して“軽やかさ”が前面に出た回が多くなりました。
その変化が、「チームプレーが気持ちいい」と感じた背景なのかもしれません。
これは今だからこそ気づく、小さな発見です。
ルパン三世・TVシリーズ早見表
あなたが夕方の再放送で見ていたのは、どの色のルパンでしたか?
| シリーズ | ジャケットの色 | 放送年 | 特徴・有名なエピソード |
| PART1 | 緑 | 1971年〜1972年 | 大人向けのハードボイルド路線。 ・第1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」 |
| PART2 | 赤 | 1977年〜1980年 | 明るく痛快なアクション路線。全155話。 ・第145話「死の翼アルバトロス」 ・第155話「さらば愛しきルパンよ」 |
| PART3 | ピンク | 1984年〜1985年 | 80年代らしいポップで斬新な演出。 ・第1話「金塊はルパンを呼ぶ」 |
30%超えの時代
そして、もうひとつ“へぇ”と思ったのは、シーズン2全体の視聴率の話。
なんと、このシリーズで 最高視聴率30.5% を記録した回があります。
それが、第67話「ルパンの大西遊記」
今のテレビ事情を思うと、30%を超えるってなかなかありません。
その“共有された時間”が、ルパンの人気を支えたのかもしれませんね。
つながる思い出
「華麗なるチームプレー作戦」は、特別に派手な回ではありません。
でも、まるで音楽のような呼吸の揃い方が気持ちよく、子どものころの私にはとても印象的でした。
そこに流れていた空気、家族の話し声、夕方の光。
すべてが一緒になって、あの時間が小さな宝物のように記憶に残っています。
気になる“あの2本”について
このPART2には、もうひとつ気になる2話があります。
のちに宮崎駿が、「照樹務(てるきつとむ)」名義で関わった回です。
- 第145話「死の翼 アルバトロス
」
- 第155話「さらば愛しきルパンよ
」
今見返すと、どこか空気が違うんですよね。
画面の密度というか、物語の重みというか。
こちらの2本は、
別の機会にじっくり振り返ってみたいと思います。
幼いころには気づかなかった面白さ、
大人になった視点で書いてみたいのです。
そんな余韻とともに、
赤ジャケットの世界を、もう一度再生ボタンで追体験してみませんか。
※「ルパン三世 PART2」は現在、動画配信サービスでも視聴できます。
気になった方は、いまの環境でゆっくり見返してみるのもいいかもしれませんね。







