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DIE WITH ZERO:人生が豊かになりすぎる究極のルール

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現状への違和感が、この本へ導いてくれた

サブタイトルの「人生が豊かになりすぎる究極のルール」という言葉。正直に言えば、当時の私はその言葉に吸い寄せられるように本書を手に取りました。

「今の人生は、本当に豊かなのだろうか?」

現状に満足しきれていない自分にとって、何かを変えるヒントが欲しかったのです。話題の本という好奇心もありましたが、心のどこかで「このままではいけない」という焦りがあったのかもしれません。


死ぬ時に後悔しないための「資産の使い方」

本書で語られるのは、単なる節約術や投資術ではありません。むしろその逆、「いかにして資産を使い切るか」(将来ではなく、今を大切にするか)という提案です。

ここでいう「資産を使い切る」とは、ただ浪費することではなく、人生にとって価値のある経験に投資することを意味しています。たとえば、家族や友人との旅行、習い事や趣味、健康を保つための体験など、今しかできないことにお金や時間を使うイメージです。


心に響いたメッセージ

「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」

私たちは何のために生きているのでしょうか。
仕事で成果を出すため、老後にお金を蓄えるため。もちろんそれらも大切ですが、何かを得るには必ず「トレードオフ(犠牲)」が伴います。

お金を守るために、今しかできない経験を犠牲にしていないか。
楽しみを先延ばしにするほど、人生は長くありません。人は永遠には生きられないのです。

だいぶ昔(数十年前)の話ですが、当時、会社の上司が言っていた言葉を思い出しました。

「うちの父は、定年になったらやりたいことがいろいろあって楽しみにしていたが、定年を迎える前に亡くなってしまった。だから、私はやりたいことをできるときにやろうと思っている」

当時は「かわいそうな父上だな」としか思いませんでしたが、今は胸に響くものがあります。

皆さんは、「いつか」と言って、何を先延ばしにしていますか?


誰にでも「自分事」として響く一冊

本書は決して刹那的に生きることを推奨しているわけではありません。むしろ、「健康なうちにしかできない経験」に投資することの価値を、論理的に説いています。

若いうちに経験したことは、その後の人生で「思い出」という配当を生み続けます。若者ではない人にとっては少し残酷に響くかもしれませんが、『今より若い時はもう来ない』と考えると、人生を考える上で非常に有意義な指針になります。

各章末の『実践しよう』では、読むだけでなく行動につなげるヒントが掲載されています。


これからの行動

この本を閉じたあと、私はまず「自分の寿命」を調べてみることから始めようと思います。
人生が有限であることを理解し、「今日できることは、今日する」。先延ばしにせず、決意を習慣に変えることを意識したいです。

「自分にとって何が本当に大切なのか」

もう一度、自分自身に問い直してみたいと思います。


読み終えて、今思うこと

「資産を残さず使い切れ」というテーマは、裏を返せば「使い切るほどの資産があること」が前提です。もし今、生活を乗り越えることで精一杯の状況だとしたら? そもそも残せる資産がなければ……?。

それでも一つだけ確かなことは、「お金があるなしに関わらず、時間は平等に過ぎていく」ということです。

著者が言う「経験」とは、高価な海外旅行だけを指すわけではありません。どんな状況でも、「今を死なせないための、ほんの少しの工夫」はできます。

壮大な旅はできなくても、今日目の前の景色を丁寧に眺める時間を10分だけ作る。その10分間に心を込めることで、お金をかけずに「最高の経験の配当」を得られる。それが私なりの『DIE WITH ZERO』の実践です。

「小さなことからでも、人生の主導権を“自分”に取り戻すことができれば、この本を読んだ意味がある」

本書を読んで、そう感じています。

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