
「Gmailを使い分けたいけど、新しいアカウントを作るのは正直めんどくさい……」
そう思ったことはありませんか?
確かに、新しくアカウントを作るのは、不動産屋さんと契約し直して「新しい家」を借りるようなもの。パスワード管理も増えるし、いちいちログインし直すのも手間ですよね。
もし、今のメールアドレスをそのまま使って、ログインの手間も増やさず、一瞬で「お買い物用」や「趣味用」の分身を作れるとしたら?
それを可能にするのが、Gmailの知る人ぞ知る便利ワザ『エイリアス機能』です。
今回は、管理の手間を最小限にして、受信箱を劇的にスッキリさせる魔法のテクニックをご紹介します。
エイリアス機能って何?(家と仕切りの例え)
「エイリアス(Alias)」とは、日本語で「別名」という意味です。
イメージしやすいように、「不動産屋さんとの契約」で例えてみましょう。
- 新しいアカウントを作る:Googleという不動産屋さんと契約して「2軒目の家」を借りる。鍵(パスワード)も2つ必要で、行き来が大変。
- エイリアス機能を使う:今の家の中に**「新しい仕切り」**を作るだけ。鍵は1つのままですが、表札に「〇〇(メイン)」「△△係(分身)」と書き分けるイメージです。
Googleとの契約は1回(1アカウント)のままで、アドレスだけを「分身」させることができるんです。
具体的にどうやるの?(+記号の魔法)
やり方は驚くほど簡単です。
自分のメールアドレスの「@」の直前に、「+(半角プラス)好きな文字」を書き加えるだけ。
- メイン:
myadress@gmail.com - お買い物用:
myadress+shop@gmail.com - メルマガ用:
myadress+news@gmail.com
これらのアドレスは見た目こそ別ですが、実際にはすべて同じアカウント(myadress@gmail.com)で受信されます。
わざわざ新しい設定をする必要もありません。登録したいサイトのメールアドレス入力欄に、この「+付きアドレス」を書き込むだけでその瞬間から使えます。
※この「+記号」ルールは @gmail.com アドレスで有効です。Google Workspace(独自ドメイン)では管理者設定により異なる場合があります。
なぜ「新しいアカウント」よりエイリアスがいいの?
わざわざアカウントを増やさないのには、こんなに大きなメリットがあります。
- ログイン・ログアウトの手間がゼロ:すべて1つのアカウントで完結するので、アプリの切り替えが不要です。
- パスワードが増えない:「あのアカウントのパスワード、なんだっけ?」というストレスから解放されます。
- スマホの通知が1つにまとまる:1つの画面ですべての情報をコントロールできるので、ズボラさん(効率派)には最高です。
- 「防波堤」にできる:「ちょっと怪しいサイトかな?」と思うところにはエイリアスで登録。もし迷惑メールが増えたら、そのエイリアス宛のメールだけを拒否するように設定すればOKです。
どっちがおすすめ?「新アカウント」vs「エイリアス」
「それでも、どっちの方法にしようか迷う」という方は、この基準で選んでみてください!
| 目的 | おすすめの方法 | 特徴 |
| 仕事と私生活を完全に分離したい | 新しいアカウント | 通知もアイコンも別々。休日は仕事を見ない設定が可能。 |
| とにかく楽に整理整頓したい | エイリアス機能 | ログインの手間なし。1つの画面で効率よく管理! |
注意点:ここだけ気をつけて!
とっても便利なエイリアスですが、1つだけ弱点があります。
それは、一部のWebサービスや古いシステムでは「+(プラス)」という記号がメールアドレスとして認められない場合があることです。
その時は、無理せず今回のメインである「新しいアカウント作成」を選んでくださいね。
※エイリアスは便利ですが、メインアドレス自体の安全管理(パスワード・2段階認証)は必須です。
複数アカウントを取得する方法
→ Gmail 複数アカウントの作り方と使い分け術【スマホ・PC対応完全ガイド】
【おまけ】「それでもやっぱり忘れそう…」なあなたへ
エイリアス機能を使えばパスワードは増えませんが、「どのサイトにどのエイリアス(+shopなど)で登録したか」を忘れてしまう不安はありますよね。
「登録情報を忘れそうで不安……」という場合は、アナログな『パスワード管理ノート』での管理も選択肢の一つです。
ログインで「冷や汗」をかかないための、心強い相棒になってくれますよ。
まとめ:Gmailを分ければ、毎日はもっと軽やかになる
Gmailの使い分けは、単なる整理術ではありません。
「大切な情報を、手間をかけずに守るための仕組み」です。
まずは、次に何かサイトに登録するとき、こっそり自分のアドレスに「+shop」と付けてみてください。それだけで、あなたのメール管理の景色がガラリと変わるはずです。





