最近読んだ『ゆるストイック』という本が、とても印象に残りました。
最初にお伝えしておくと、この記事は本の要約ではありません。
本書には、
- 努力と結果の関係
- 運の正体
- 被害者意識
- 自己責任論
- ストア哲学
- 多様性の時代の生き方
など、さまざまなテーマが登場します。
その中で私自身が特に心に残った部分について書いてみたいと思います。
『ゆるストイック』はどんな本か
本書では、ストア哲学の考え方が紹介されています。
ストア哲学とは、自分では変えられないことに振り回されず、自分にできることに目を向けようという考え方です。
そして、不確実な時代を生きるために、
- 他者には寛容に
- 自分の目標には真剣に
向き合うことの大切さが語られています。
また、「努力すれば必ず報われる」という考え方や、「失敗してはいけない」という思い込みにも疑問を投げかけています。
現代を生きる私たちにとって、多くの気づきを与えてくれる一冊でした。
私が一番印象に残ったこと
本書の中で特に心に残ったのは、「運のいい人は、試行回数が多い」という考え方でした。
私はもともと、何かを始める前にいろいろ考えてしまうタイプです。
仕事のこと。
将来のこと。
これからの生き方のこと。
年齢を重ねるにつれて、「失敗したくない」という気持ちも強くなってきました。
その結果、
「本当にこの方向でいいのだろうか」
「もっと良い方法があるのではないか」
と考え続けてしまうことがあります。
私は、正解を見つけてから動くのではなく、動きながら正解に近づいていけばいいのだ、と受け取りました。
成功の反対は失敗ではなく無挑戦
本書では、
- ゼロリスク思考
- ゼロ失敗思考
についても触れられています。
特に印象的だったのが、「成功の反対は失敗ではなく、挑戦しないことだ」という考え方です。
失敗を恐れるあまり動けなくなることがあります。
でも実際には、やってみなければ分からないことばかりです。
振り返ってみると、私自身の仕事や日々の生活にも、思い当たることがあります。
まず、できることからやってみる。
うまくいかなければ、やり方を少し変えてみる。
それでもだめなら、また別の方法を試してみる。
それが大きな成果につながるかどうかは分かりません。
それでも試してみなければ何も始まりません。
自分が受け取ったメッセージ
本書を読みながら気付いたことがあります。
私は「成功する方法」を探していたのではなく、
「もっと先へ進んでいい」
という後押しが欲しかったのかもしれません。
もちろん、本書のテーマはそれだけではありません。
しかし私自身は、
「試行回数」
「今できることに集中する」
という考え方に強く惹かれました。
不安がなくなってから行動するのではなく、不安を抱えながらでも一歩進む。
そんな姿勢が大切なのだと感じました。
継続は力なり
少しありきたりな言葉かもしれません。
それでも本書を読みながら、改めてこの言葉を思い出しました。
ただし、
「頑張り続ければ必ず成功する」
という意味ではありません。
そうではなく、
歩みを止めなければ可能性は残り続ける
という意味です。
結果が出ないと、「何かしなければ」と焦ることもあります。
でも、焦って大きく動くことだけが前へ進むことではないのでしょう。
そう考えると、少し肩の力が抜けました。
今できることを一つやってみる。
その結果を見て、また次を考える。
そんな小さな一歩を積み重ねることなら、私にもできそうです。
まとめ
『ゆるストイック』は、成功法則の本というよりも、不確実な時代をどう生きるかを考えさせてくれる本でした。
そして私が受け取ったメッセージは、とてもシンプルです。
正解を探し続けるより、小さな一歩を続ける。
歩幅は小さくてもいい。
遠回りしてもいい。
結果を焦る日があってもいい。
それでも、今できることを一つずつ続けていけばいい。
そんなことを改めて考えさせてくれる一冊でした。
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