中古パソコンを探していると、
「CPUは新しいけれど、メモリは8GB」
という機種と、
「CPUは少し古いけれど、メモリは16GB」
という機種が並んでいることがあります。
たとえば、
- 第10世代Core i5・メモリ8GB
- 第8世代Core i5・メモリ16GB
という2台です。
こうなると、
「CPUが新しい方がいいの?」
「でも、メモリは16GBあった方が安心なのでは?」
と迷いますよね。
私も中古PCを見ていると、スペックの数字がそれぞれ違うため、結局どこを優先すればいいのか分かりにくいと感じることがあります。
結論から言うと、
CPUかメモリのどちらかだけで決めるのではなく、使い方とメモリを増設できるかを見て判断する
のが分かりやすいと思います。
特に、メモリをあとから増設できる機種なら、CPUが新しい方を選んで後から16GBにする、という考え方もできます。
一方で、メモリを増設できない機種なら、購入時の8GBと16GBの差は無視しにくくなります。
今回は、
「第10世代・8GB」と「第8世代・16GB」で迷ったらどう考えるか
を中心に整理します。
結論|CPUとメモリ、どちらを優先するかは用途と増設可否で変わる
まず大まかに分けると、次のように考えられます。
| 比較する条件 | 選びやすい方 |
|---|---|
| Web閲覧、メール、Word・Excelが中心 | 第10世代・8GBも候補 |
| ブラウザのタブや複数アプリを多く開く | 第8世代・16GBも候補 |
| メモリを後から16GBへ増設できる | 第10世代・8GBが選びやすい |
| メモリ増設ができない | 16GBの重要度が上がる |
| 長く使いたい | CPU型番、メモリ、Windows 11対応などを総合判断 |
ここで注意したいのは、
「第10世代なら必ず第8世代より速い」
とは言い切れないことです。
同じCore i5でも、型番やシリーズによって性能は異なります。
そのため商品ページでは、「第8世代」「第10世代」という世代だけでなく、Core i5-8265U、Core i5-10210Uなど、CPUの型番まで確認することが大切です。
CPUとメモリは、そもそも何が違う?
CPUとメモリはどちらもパソコンの快適さに関係しますが、役割は違います。
かなり簡単に言えば、
CPUは処理をする部分
メモリは作業中のデータを一時的に置いておく場所
です。
CPUの性能が不足すると、計算や処理そのものに時間がかかります。
一方でメモリが不足すると、複数のアプリを開いたときなどに動作が重くなりやすくなります。
たとえば、
- Chromeでタブをたくさん開く
- Excelを開きながらWeb検索する
- Zoomをしながら資料を見る
- 複数のアプリを同時に使う
といった使い方では、メモリ容量も重要になります。
ただし、CPUとメモリの詳しい違いをすべて覚える必要はありません。
中古PCを選ぶときは、
「どんな使い方をするか」
と、
「あとからメモリを増やせるか」
を確認すると判断しやすくなります。
CPUについて詳しく確認したい場合はこちらも参考になります。
▶︎ 中古パソコンはCore i5で十分?i7との違いとおすすめCPU【2026】
メモリ容量についてはこちらで詳しく紹介しています。
▶︎ Windowsでメモリ容量を確認する方法|8GBで足りる?16GB必要?【2026】
第10世代・8GBを選びやすいのはこんな場合
第10世代Core i5・メモリ8GBの中古PCを選びやすいのは、
- Web閲覧
- メール
- Word・Excel
- YouTube
- Zoom
- ブログ作業
などが中心の場合です。
こうした用途であれば、8GBでも使えるケースはあります。
特に重要なのは、あとからメモリを増設できる機種かどうかです。
購入時は8GBでも、
「使ってみて足りなければ16GBに増やせる」
のであれば、選択肢は広がります。
CPUはノートPCの場合、あとから簡単に交換できるものではありません。
そのため、
CPUは新しいものを選び、メモリは必要なら後から増やす
という考え方ができる機種なら、第10世代・8GBを選ぶ理由があります。
ただし、すべてのノートPCでメモリを増設できるわけではありません。
薄型ノートPCなどでは、メモリが基板に固定されていて増設できない機種もあります。
購入前に仕様を確認しておきましょう。
第8世代・16GBを選びやすいのはこんな場合
一方、第8世代Core i5・メモリ16GBが向いている場合もあります。
たとえば、
- ブラウザのタブをたくさん開く
- Excelとブラウザを同時に使う
- Zoomをしながら資料を開く
- 複数のアプリを常に起動する
- メモリ増設の作業をしたくない
といった使い方です。
こうした場合は、最初から16GBある方が余裕を持ちやすくなります。
また、
第10世代・8GBの機種がメモリ増設不可
で、
第8世代・16GBの機種はそのまま16GB使える
という条件なら、16GBモデルを選ぶ意味は大きくなります。
中古PCでは「あとから増やせばいい」と思って購入しても、実際には増設できなかった、ということも考えられます。
そのため、購入時の容量だけでなく増設できるかどうかまで確認したいところです。
「第10世代」と「第8世代」だけで決めない
ここは特に注意したいところです。
中古PCの商品ページでは、
「第10世代Core i5」
「第8世代Core i5」
と大きく書かれていることがあります。
これを見ると、
「第10世代の方が2世代新しいから、かなり速いのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、CPUは世代だけでは比較できません。
同じ世代でも、
- CPUの型番
- ノートPC向けかデスクトップ向けか
- 消費電力を抑えたモデルか
- コア数や動作周波数
などが異なります。
中古ノートPCを比較する場合は、商品ページにCPU型番が書かれているなら、そこまで確認しておく方が確実です。
「第10世代だから無条件でこちら」ではなく、具体的なCPU型番を確認する
という考え方が大切です。
メモリを増設できるなら判断は変わる
今回の比較で、かなり重要なのがここです。
たとえば、
A:第10世代Core i5・8GB・メモリ増設可能
B:第8世代Core i5・16GB・増設不可
だったとします。
Aを16GBへ増設できるのであれば、
第10世代CPU+16GB
という構成にできる可能性があります。
この場合は、購入価格とメモリ増設費用まで含めて比較するとよいでしょう。
反対に、
第10世代・8GBのメモリが固定されていて増設できない
のであれば、将来的に16GBへ増やすことはできません。
その場合、
「今は8GBで足りるか」
だけでなく、
数年間その容量で使うことになる
という点も考えておきたいところです。
中古PCの商品ページではこの順番で確認する
第10世代8GBと第8世代16GBのように迷ったら、私は次の順番で確認すると分かりやすいと思います。
1.CPUの正式な型番
「Core i5」だけではなく、
Core i5-○○○○
まで確認します。
世代だけで性能を決めつけないためです。
2.メモリ容量
8GBなのか16GBなのかを確認します。
複数のアプリを同時に使うことが多いなら、16GBも候補になります。
3.メモリを増設できるか
8GBモデルなら特に重要です。
増設可能なら、あとから16GBへ変更できる可能性があります。
4.SSD容量
CPUとメモリだけに気を取られず、SSDも確認します。
普段使いなら256GB以上を一つの目安として考えやすいですが、写真や動画を多く保存する場合は、より大きな容量が必要になることもあります。
5.Windows 11に対応しているか
中古PCではOSの対応状況も確認しておきたいポイントです。
CPU名だけで判断せず、その機種がWindows 11の要件を満たしているかも確認しましょう。
6.画面・バッテリー・保証など
最後に、
- 画面サイズ
- 解像度
- バッテリー状態
- Office
- 保証
- 本体の状態
なども比べます。
CPUとメモリだけで中古PC全体の良し悪しが決まるわけではありません。
迷ったときの優先順位を整理すると
今回のような比較なら、次のように考えると分かりやすいと思います。
第10世代・8GBを選びやすい
- 普段使いが中心
- CPUをできるだけ新しくしたい
- メモリを増設できる
- 今は8GBでも困らない
- 後から16GBへ変更する選択肢を残したい
第8世代・16GBを選びやすい
- 複数アプリをよく使う
- ブラウザのタブを多く開く
- 最初から16GB欲しい
- 自分でメモリ増設したくない
- 第10世代モデルが8GB固定で増設できない
このように整理すると、
CPUかメモリのどちらが大事か
ではなく、
どちらの条件をあとから変更できるか
という見方ができるようになります。
価格差も含めて比べる
もう一つ見ておきたいのが価格です。
たとえば、
第10世代・8GBが35,000円、
第8世代・16GBが30,000円
だった場合、単純に第10世代を選べばよいとは限りません。
第10世代モデルを購入したあとでメモリを増設するなら、その費用もかかります。
逆に価格差が小さく、しかも第10世代モデルがメモリ増設可能なら、第10世代を選んで後から16GBにする方法も考えられます。
中古PCでは、
本体価格だけでなく、購入後に追加で必要になる費用まで含めて比較する
と判断しやすくなります。
まとめ|CPUかメモリではなく「後から変えられるか」まで見る
中古PCで、
第10世代Core i5・8GB
と、
第8世代Core i5・16GB
のような2台で迷ったときは、単純に数字の大きい方を選ぶ必要はありません。
まずは、
用途
↓
CPUの正式な型番
↓
メモリ容量
↓
メモリを増設できるか
↓
SSD・Windows 11対応・保証など
という順番で確認してみましょう。
普段使いが中心で、メモリをあとから増設できるなら、第10世代・8GBから始めるという選択肢があります。
反対に、複数のアプリをよく使い、第10世代モデルが8GB固定なら、第8世代・16GBの方が使い方に合うこともあります。
中古PC選びでは、
「CPUとメモリのどちらが上か」ではなく、「自分の使い方に必要な条件を残せるか」
という視点で比べると、選びやすくなります。
中古PCのスペック全体を確認したい場合はこちらも参考にしてください。
▶︎ 中古パソコンの選び方まとめ|初心者が購入前に確認したいポイント【2026】
条件を選んで中古PCを探したい場合はこちらです。








