中古パソコンを探していると、
「第8世代Core i5なら3万円、第10世代Core i5なら4万円」
というように、CPUの世代が違うだけで1万円ほど価格差があることがあります。
こういうとき、
「2世代新しいなら、1万円高くても第10世代を選んだ方がいいのかな?」
と迷いますよね。
私も中古PCを見比べていると、CPUの世代が新しい方につい目がいきます。
ただ、実際には第10世代だから必ず1万円多く払う価値がある、とは限りません。
中古PCでは、CPU以外にもメモリ、SSD、バッテリー、画面、保証、商品の状態などが違うからです。
結論から言うと、ほかの条件がほぼ同じで、これから長く使うなら第10世代を選びやすいと思います。
一方、第8世代の方がメモリ16GBだったり、状態や保証がよかったりするなら、1万円安い第8世代の方が魅力的な場合もあります。
この記事では、第8世代と第10世代の中古PCで価格差が1万円あるとき、どこを見て判断すればいいのかを整理します。
結論|価格差1万円なら、世代だけで決めない
まず、大まかに整理すると次のように考えられます。
| 条件 | 選びやすい方 |
|---|---|
| CPU以外の条件がほぼ同じ | 第10世代 |
| できるだけ長く使いたい | 第10世代 |
| 予算に1万円の余裕がある | 第10世代を検討 |
| 第8世代だけメモリ16GB | 第8世代も有力 |
| 第8世代の方が状態・保証がよい | 第8世代も候補 |
| ネット・メール・Office中心 | 第8世代でも条件次第 |
| とにかくCPU世代だけで比較 | おすすめしない |
ポイントは、
「第8世代か第10世代か」だけで1万円の価値を判断しない
ことです。
中古PCではCPU以外の条件も価格に影響します。
まず2台の条件をできるだけそろえてから、そのうえで世代差を見る方が判断しやすくなります。
まず「第8世代」「第10世代」だけで比べない
中古PCの商品ページには、
- Core i5 第8世代
- Core i5 第10世代
と大きく書かれていることがあります。
ただし、同じCore i5でもCPUの型番はいくつもあります。
たとえば、
Core i5-8250U
Core i5-8365U
Core i5-10210U
Core i5-10310U
などです。
同じ「第8世代」「第10世代」でも、CPUの型番や搭載されているパソコンによって条件は異なります。
ですから、
第10世代だから第8世代より必ず快適
と単純には決めず、具体的なCPU型番まで確認するのがおすすめです。
CPUの確認方法やWindows 11対応世代については、こちらの記事でも整理しています。
▶︎ Windows 11対応CPUは第何世代から?確認方法と買い替え判断【2026】
1万円多く払って第10世代を選びやすいケース
では、どんな場合なら第10世代に1万円追加してもよいのでしょうか。
CPU以外の条件がほぼ同じ
たとえば、
| 項目 | 第8世代 | 第10世代 |
|---|---|---|
| CPU | Core i5 第8世代 | Core i5 第10世代 |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| SSD | 256GB | 256GB |
| 画面 | フルHD | フルHD |
| 保証 | 同程度 | 同程度 |
| 状態 | 同程度 | 同程度 |
| 価格 | 3万円 | 4万円 |
という2台なら、比較しやすくなります。
このようにCPU以外の条件がほぼ同じなら、予算に余裕があれば第10世代を選ぶ意味が出てきます。
中古PCは購入後にCPUを交換することが難しい機種がほとんどです。
そのため、長く使うことを考えるなら、購入時点で少し新しい世代を選んでおく考え方もあります。
数年間使う予定がある
「1〜2年使えればいい」という場合と、
「できればこれから数年間使いたい」
という場合では、1万円の考え方も変わります。
長く使う予定なら、CPU世代だけでなく、製造時期や端子なども含めて、より新しいモデルを選ぶメリットが出る場合があります。
ただし、第10世代だから必ず状態がよいとは限りません。
中古品なので、使用状況やバッテリーの劣化などは別に確認する必要があります。
1万円を追加しても予算を圧迫しない
3万円と4万円では、割合で見るとかなり大きな差です。
「1万円くらいなら」と考えてしまいがちですが、予算3万円の人にとっては大きな追加になります。
第10世代を選ぶために、
- メモリを16GBから8GBへ下げる
- SSDを512GBから128GBへ下げる
- 保証の短い商品を選ぶ
といった妥協が必要になるなら、いったん考え直した方がよいでしょう。
第8世代を選んでもよいケース
反対に、価格差1万円なら第8世代を選びやすいケースもあります。
第8世代の方がメモリ容量が多い
たとえば、
第8世代 Core i5・16GB・SSD256GB 3万円
と、
第10世代 Core i5・8GB・SSD256GB 4万円
なら、判断は単純ではありません。
複数のアプリやブラウザのタブを開いて使う場合、メモリ容量も使い勝手に影響します。
このような比較については、
▶︎ 中古PCはCPUとメモリどっちを優先?第10世代8GBと第8世代16GBを比較【2026】
の記事で詳しく整理しています。
第8世代の方が状態がよい
中古PCでは、同じ型番でも状態に差があります。
たとえば、
- キーボードのテカリ
- 天板の傷
- 液晶の状態
- バッテリー
- ACアダプター
- 保証期間
などです。
第10世代だからといって、必ず第8世代より状態がよいわけではありません。
第8世代の方がきれいで保証も長いなら、1万円安い方を選ぶ理由になります。
用途が軽めで、必要な条件を満たしている
ネット閲覧、メール、Word・Excel、動画視聴などが中心なら、CPU世代だけを新しくすることより、自分の用途に必要なスペックを満たしているかの方が重要です。
たとえば、
- Windows 11の対応CPUに含まれている
- メモリ8GB以上
- SSD搭載
- 画面やキーボードに問題がない
- 保証がある
といった条件を満たしていれば、第8世代も候補になります。
実はCPU以外で1万円差がついていることもある
商品ページを見ると、
「第8世代だから3万円、第10世代だから4万円」
と見えても、価格差の理由がCPUだけとは限りません。
確認したいのは、
- メモリ容量
- SSD容量
- 画面解像度
- バッテリー状態
- Officeの有無
- USB-Cなどの端子
- 外観ランク
- 保証期間
- 販売店
です。
特に中古PCでは、同じ機種名でも販売条件によって価格が変わることがあります。
そのため「世代差が1万円」と思ったら、一度ほかの条件も横に並べてみるのがおすすめです。
商品ページではこの順番で比較する
私なら、第8世代と第10世代の2台で迷ったときは、次の順番で確認します。
- 具体的なCPU型番
- Windows 11対応
- メモリ容量
- SSD容量
- 画面サイズ・解像度
- バッテリーや外観の状態
- 保証
- 価格差
最初から、
「第10世代だからこちら」
と決めるのではなく、最後に価格差を見るイメージです。
この順番なら、
1万円をCPU世代のために払っているのか、それとも商品全体の条件がよいから高いのか
が見えやすくなります。
迷ったら「必要なスペック」を先に決める
中古PCを比較していると、
「あと5,000円出せば……」
「あと1万円出せば……」
と、予算が少しずつ上がっていくことがあります。
そのため、先に、
自分に必要なスペックはどこまでか
を決めておくと比較しやすくなります。
4start2goでは、CPU・メモリ・SSDなどの条件から中古PCを探せるページも用意しています。
また、機種選びそのものから迷っている場合はこちらも参考にしてください。
▶︎ 【2026】中古PCおすすめランキング|初心者向けにWin11対応モデルを厳選
まとめ|1万円差なら「第10世代だから」ではなく条件全体で決める
中古PCで第8世代と第10世代に1万円の価格差があっても、必ず第10世代を選ぶ必要はありません。
CPU以外の条件がほぼ同じで、
- 長く使いたい
- 予算に余裕がある
- 少しでも新しい世代を選びたい
という場合は、第10世代に1万円追加する意味があります。
一方で、
- 第8世代の方がメモリ容量が多い
- 状態がよい
- 保証が長い
- 自分の用途には十分なスペックがある
なら、第8世代を選ぶのも十分ありです。
大切なのは、
「第8世代か第10世代か」だけで決めるのではなく、1万円で何が変わるのかを見ること。
中古PCでは、CPUだけでなく商品全体を比べて、自分に必要なところへ予算を使う方が選びやすいと思います。








