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「知るよしもなかった」はマジックワード。大人のファンアジー映画「主人公は僕だった」を楽しく観た

投稿日:2019年1月9日 更新日:

mohamed_hassan / Pixabay

映画「主人公は僕だった」。その感想などをつれずれに。

「主人公は僕だった」を楽しく観ました♪

主人公は僕だった (字幕版)

主人公は僕だった
Stranger Than Fiction
監督/マーク・フォースター
出演者/ウィル・フェレル、マギー・ギレンホール、ダスティン・ホフマン、クイーン・ラティファ、エマ・トンプソンほか
配給/コロンビア映画
公開/(アメリカ)2006年11月10日 (日本)2007年5月19日
上映時間/112分

事実は小説より奇なり。。。

これのウラをいったような映画。
主人公の日常が、人気作家の小説の中の人。小説に描かれたように日常が進んでいく。。。

映画の中で出てくる「知るよしもなかった」という言葉。
主人公の知らないことを語り手は知っているというもの。

その言葉で、物語は展開していく。
ある結末に向かって進んでいくことに対して。。。

大人のファンタジー映画。とても楽しめました。
主人公(ウィル・フェレル)はもちろん、
恋に落ちるヒロインの女性(マギー・ギレンホール)も実にキュート。
そして、小説家(エマ・トンプソン)やアシスタント(クイーン・ラティファ
もちろん、教授(ダスティン・ホフマン)も魅力にあふれ、とてもステキ。

普段の生活の中で、
『知るよしもなかった』なんて言葉が出てくることはあり得ない。
だれも、この先どうなるか分からないのだから。

でも、

『知るよしもなかった』からこそ、人生は面白いのかもしれません。
自分が人生の主人公であるのはもちろん、
自分の人生の作家にもなれる!

そう考えると、自分の人生、変えるなら書き換えればいいし、
理想の人生を書き上げればいい。

なんか、

あえて「知るよしもなかった」を普段の人生の中に取り入れることで
もしかして、人生が変わっちゃうかもね。
なんていうことまで、観終わったあとジワジワ感じてしまいました。

映画の中では、小説家は完全に第三者。
その第三者に自分の人生を描かれるのは怖いけれど、
その小説家に自分がなって、自分の人生を書き出してしまえば、
話はまるっきり変わってくる。

自分の人生の小説を、小説家のように描いても面白いかも!なんてね。

そのためのキーワードが、「知るよしもなかった」、なのかもしれないなー。

人生に変化を求めたいときには、
変化するようにシナリオを書き換えてしまえばいいんだ!

なんて、ちょっと変な方向に行ってしまいましたが
そんなことを思ったりすると、あらためて「この映画は面白い」と。

観終わったあと、そんなことをジワジワ思わせる映画でした。

もちろん、こんな重い雰囲気の映画ではなく、時間を忘れて、さらっと楽しめるキュートな映画。
素敵な時間を過ごせました。おすすめです!

映画レビューサイトの評価は?

映画レビューサイトで「主人公は僕だった」の評価は、以下の通り。
リンク先では、もちろんレビューも確認できます。
(各評価は、5が満点)

■映画.com

■Yahoo!映画

■Filmarks

映画「主人公は僕だった」を見るなら

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