ネット銀行は、スマホやパソコンから振り込みができたり、コンビニATMを利用できたりして便利です。
ただ、以前の私は「振込手数料が高いのは嫌だな」と思い、ネット銀行の手数料を調べたことがありました。
ATMについても、使うたびに手数料がかかるのか、何回まで無料なのかは気になるところです。
2019年には複数のネット銀行を比較しましたが、手数料や優遇条件はその後かなり変わっています。
そこで今回は、2026年現在の楽天銀行に絞って、振込手数料とATM手数料はいくらなのか、無料になる条件も含めて整理しました。
※以下の手数料・条件は、特に記載がない限り2026年9月時点のものです。今後変更される可能性があるため、利用時には楽天銀行公式サイトでも最新情報をご確認ください。
楽天銀行の振込手数料はいくら?
楽天銀行から振り込む場合、振込先が楽天銀行か他の金融機関かによって手数料が変わります。
2026年9月現在は次のとおりです。
| 振込先 | 振込手数料 |
|---|---|
| 楽天銀行口座宛 | 無料 |
| 他の金融機関口座宛 | 145円(税込) |
楽天銀行同士の振り込みなら、回数にかかわらず無料です。
他行宛は、無料回数がない場合でも振込金額にかかわらず一律145円(税込)となっています。
他行への振込は最大3回/月無料になる
他行宛の振込も、楽天銀行の「ハッピープログラム」を利用すると、会員ステージに応じて無料回数が付与されます。
ハッピープログラムは、預金残高や対象サービスの利用状況によって5段階の会員ステージが決まり、ATM手数料や振込手数料の優遇を受けられるサービスです。
| 会員ステージ | 他行振込の無料回数 |
|---|---|
| ベーシック | 0回/月 |
| アドバンスト | 1回/月 |
| プレミアム | 2回/月 |
| VIP | 3回/月 |
| スーパーVIP | 3回/月 |
たとえば、預かり資産残高が10万円以上ならアドバンスト、50万円以上ならプレミアム、100万円以上ならVIP、300万円以上ならスーパーVIPの条件を満たします。取引件数でもステージ判定され、より高い方のステージが適用されます。
また、楽天銀行で給与・賞与・公的年金を受け取った場合は、会員ステージにかかわらず他行振込手数料が3回無料になります。原則として受取の翌月に付与され、26日以降の受取は翌々月となります。未使用分は2回まで繰り越せ、最大5回まで保有できます。
楽天銀行のATM手数料は220円または275円
楽天銀行は、コンビニや銀行などの提携ATMから入出金できます。
無料回数を使い切った場合の手数料は、利用するATMによって220円または275円(税込)です。
主な提携ATMを整理すると、次のようになります。
| ATM | 無料回数がない場合 |
|---|---|
| みずほ銀行 | 220円 |
| セブン銀行 | 220円 |
| イオン銀行 | 220円 |
| PatSat | 220円 |
| イーネット | 275円 |
| ローソン銀行 | 275円 |
| 三菱UFJ銀行 | 275円 |
| ゆうちょ銀行 | 275円 |
| VIEW ALTTE | 275円(出金のみ) |
営業日や時間帯によって手数料が変わる仕組みではありません。
3万円以上なら無料なのは「入金」
ここは少し注意が必要です。
楽天銀行では、対応する提携ATMから3万円以上を入金する場合、ATM手数料は無料です。
一方、3万円未満の入金では、無料回数が残っていなければ220円または275円の手数料がかかります。
そして大切なのが、「3万円以上なら無料」というルールは出金には適用されないことです。
たとえば5万円を引き出した場合でも、ATM手数料の無料回数がなければ220円または275円かかります。
以前の記事では、この入金と出金の条件を混同していました。
改めて公式情報を確認してみると、
3万円以上 → 入金なら無料
3万円以上 → 出金は自動的には無料にならない
という違いがあります。
これは覚えておきたいポイントです。
ATM手数料はハッピープログラムで最大7回/月無料
ATM手数料も、ハッピープログラムの会員ステージによって無料回数が変わります。
| 会員ステージ | ATMの無料回数 |
|---|---|
| ベーシック | 0回/月 |
| アドバンスト | 1回/月 |
| プレミアム | 2回/月 |
| VIP | 5回/月 |
| スーパーVIP | 7回/月 |
スーパーVIPなら、ATM手数料は最大7回/月無料です。
なお、ATM無料回数は入金と出金を合わせた回数です。余った会員ステージによる無料回数は翌月には繰り越されません。
口座開設後はATMが月3回無料
楽天銀行では、新しく口座を開設した人向けのATM無料回数もあります。
2026年9月現在、口座開設月・その翌月・翌々月は、ATM手数料が月3回無料です。
ハッピープログラムの会員ステージによる無料回数の方が多い場合は、両方を足すのではなく、多い方の回数が適用されます。
たとえば口座開設直後でも、会員ステージで7回無料の条件を満たしていれば、3回+7回=10回になるわけではありません。
初めて楽天銀行を使う場合には、この無料期間も覚えておくとよさそうです。
振込・ATM手数料を整理すると
2026年9月現在の楽天銀行は、
| 項目 | 手数料・無料条件 |
|---|---|
| 楽天銀行宛振込 | 無料 |
| 他行宛振込 | 通常145円(税込) |
| 他行振込の無料回数 | 最大3回/月 |
| ATM手数料 | 通常220円または275円(税込) |
| ATM無料回数 | 最大7回/月 |
| ATM入金3万円以上 | 無料 |
| ATM出金 | 3万円以上でも自動無料にはならない |
| 口座開設直後 | ATM月3回無料 |
という仕組みです。
ネット銀行は「手数料が安い」というイメージがありますが、実際にはどこへ振り込むか、どのATMを使うか、無料回数が残っているかによって変わります。
楽天銀行を利用するなら、自分のハッピープログラムのステージと、残っている無料回数を一度確認しておくと分かりやすいでしょう。
金利も確認したい人はこちら
楽天銀行では、手数料だけでなく普通預金金利にも優遇制度があります。
通常の普通預金金利や、楽天証券との口座連携「マネーブリッジ」の金利については、こちらの記事で整理しています。
▶︎ 楽天銀行の普通預金金利はいくら?マネーブリッジの優遇金利も解説【2026】
楽天銀行の口座開設方法や必要書類、子ども名義の条件については、こちらの記事でまとめています。
▶︎ 楽天銀行の口座開設方法は?必要書類・何歳から作れる?子ども名義も解説【2026】
まとめ|無料回数と「3万円以上」の条件を確認しよう
以前、振込手数料が気になってネット銀行を比較したときは、銀行ごとの料金を比べることばかり考えていました。
でも改めて楽天銀行だけを調べてみると、単純な手数料の金額だけではなく、無料回数をどう使えるかも大切だと分かります。
楽天銀行同士の振込は無料。他行宛は通常145円ですが、条件を満たせば無料回数があります。
ATMも通常は220円または275円ですが、ハッピープログラムなら最大7回/月無料です。
そして、間違えやすいのが「3万円以上」の条件。
3万円以上で無料になるのはATMへの入金で、出金ではありません。
この違いだけでも覚えておけば、思わぬ手数料を避けやすくなると思います。
手数料や優遇条件は変更されることがあるため、実際に利用する際は楽天銀行公式サイトで最新情報も確認してください。








