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PDFをフチなし印刷する方法|余白が出る・設定できないときの確認ポイント【2026】

プリンター
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PDFを印刷したら、

「周りに白い余白が出る」
「フチなし印刷を選べない」
「設定したつもりなのに、端まで印刷されない」

ということがあります。

こんなとき、

「PDFだからフチなし印刷できないのかな?」

と思うかもしれません。

でも、PDFだからフチなし印刷できないとは限りません。

まず確認したいのは、

プリンター自体がフチなし印刷に対応しているか

です。

そのうえで、

  • 用紙サイズ
  • 用紙種類
  • プリンタードライバーやプリンター設定
  • Acrobat/Reader側のページサイズや倍率

を順番に確認していくと、原因を切り分けやすくなります。

この記事では、PDFをフチなし印刷したいときに確認するポイントを、順番に整理します。


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結論|PDFの問題とは限らない

PDFを印刷したときに余白が出ても、

PDFファイルそのものが原因とは限りません。

フチなし印刷をするには、まずプリンター側がフチなし印刷に対応している必要があります。

さらに、

使う用紙サイズや用紙種類もフチなし印刷に対応していること

が必要です。

そのため、確認する順番は、

プリンターの対応状況
→ 用紙サイズ・用紙種類
→ プリンター設定
→ Acrobat/Readerの設定

と考えると分かりやすいです。

Acrobat側の「合わせる」や「実際のサイズ」を変更するだけでは、フチなし非対応のプリンターをフチなし印刷できるようにはできません。Adobe公式でも、これらは印刷時のページ拡大・縮小を調整する機能として案内されています。


まずプリンターがフチなし印刷に対応しているか確認

最初に確認したいのは、

使っているプリンターがフチなし印刷に対応しているか

です。

プリンターによっては、

  • フチなし印刷に対応している
  • 一部の用紙だけ対応している
  • フチなし印刷そのものに対応していない

という違いがあります。

そのため、

「印刷設定にフチなしが見つからない」

場合は、まずメーカー公式サイトや取扱説明書で、

機種名+フチなし印刷

を確認してみましょう。

エプソン公式でも、機種ごとにフチなし印刷への対応状況が分かれており、対応する用紙サイズや用紙種類も異なります。

つまり、

PDFだから設定が出ない

のではなく、

プリンターや選んでいる用紙条件では使えない

可能性があります。


用紙サイズ・用紙種類が対応しているか確認

プリンター自体がフチなし印刷に対応していても、

すべての用紙でフチなし印刷できるとは限りません。

たとえば、

  • A4
  • L判
  • はがき
  • 写真用紙
  • 普通紙

などで、対応状況が異なる場合があります。

エプソン公式でも、フチなし印刷に対応していない用紙種類を選択すると、フチなし設定を選べない場合があると案内しています。

▶︎ エプソン公式「フチなし印刷で使用できる用紙サイズ、用紙種類について教えてください」

そのため、

「フチなしの項目がない」
「前は選べたのに今回は選べない」

という場合は、

用紙サイズと用紙種類の組み合わせ

を確認してみましょう。

特に、

実際にセットしている紙と、印刷画面で選んでいる用紙種類が合っているか

も確認しておくと安心です。


プリンタードライバー/プリンター設定を確認

次に確認したいのが、プリンター側の設定です。

フチなし印刷に対応している機種では、

  • フチなし
  • 四辺フチなし
  • Borderless

などの名称で設定できることがあります。

ただし、設定画面や名称はメーカー、機種、Windows/Macによって違います。

たとえばエプソンでは、機種によってWindows側のプリンタードライバーで「フチなし」を選んだり、Mac側で「フチなし」と表示された用紙サイズを選んだりする案内があります。

ここで大切なのは、

特定の機種の画面をそのまま他のプリンターに当てはめないこと

です。

フチなし設定が見つからない場合は、

プリンターのプロパティ/詳細設定/印刷設定

などを開き、メーカー公式マニュアルも確認してみましょう。


Acrobat/Readerの印刷設定を確認

プリンター側がフチなし印刷に対応していることを確認したら、Acrobat/Reader側の設定も見ます。

Adobe Acrobat/Readerには、

  • 合わせる
  • 実際のサイズ
  • 特大ページを縮小
  • カスタム倍率

などの設定があります。

Adobe公式では、

「合わせる」=現在の用紙の印刷可能領域に合うよう拡大・縮小

「実際のサイズ」=拡大・縮小せず印刷

と案内しています。

▶︎ Adobe公式「Acrobat で PDF の印刷用ページサイズを調整」

ここで注意したいのは、

「合わせる」を選べばフチなしになるわけではない

ということです。

これらはPDFのページサイズや倍率を調整する機能です。

プリンター側でフチなし印刷を有効にしたうえで、

PDFのページサイズと用紙サイズが合っているか

を確認するための設定と考えると分かりやすいです。


余白が残る・端が切れるときの考え方

フチなし印刷をすると、

「余白はなくなったけれど、写真や文字の端が少し切れた」

ということがあります。

これは故障とは限りません。

フチなし印刷では、用紙の端まで確実に印刷するために、

元の画像や印刷データを少し拡大し、用紙からはみ出すように印刷する

方式が使われることがあります。

そのため、用紙からはみ出した部分は印刷されず、

画像の周囲が少し切れる場合があります。

エプソン公式でも、フチなし印刷では印刷データを少し拡大するため、周囲が欠けることがあると案内しています。

そのため、

  • 写真の端に重要なものを置かない
  • 文字を用紙ぎりぎりに配置しない
  • 本番前に試し印刷する

といった工夫も大切です。


それでもフチなし印刷できない場合

ここまで確認してもフチなし印刷できない場合は、

一度PDF以外のデータでもフチなし印刷できるか

試してみると、原因を切り分けやすくなります。

たとえば同じ用紙サイズ・用紙種類で写真データをフチなし印刷できるなら、プリンター側ではフチなし印刷できる条件がそろっている可能性があります。

反対に、写真でもフチなし設定が出ない場合は、

  • プリンターが非対応
  • 用紙条件が非対応
  • プリンタードライバーの設定
  • ドライバーが正しく入っていない

など、プリンター側を確認する必要があります。

プリンター側の設定や対応条件を確認しても印刷トラブルが続く場合は、不具合や部品の消耗も考えられます。修理するか買い替えるか迷ったときは、使用年数や修理費なども含めて判断してみましょう。

▶︎ プリンターは修理と買い替えどっち?費用・使用年数から考える判断の目安【2026】

また、PDF自体に最初から余白が含まれている場合は、

フチなし印刷を選んでも、その余白まで含めて印刷される

ことがあります。

その場合は、PDFのページ内容そのものも確認してみましょう。


廃インク警告が出ている場合は今回とは別の話

以前、私自身のプリンターでフチなし印刷をしようとしたときに、廃インク吸収パッドに関する警告が出て、通常の方法では印刷できなかったことがありました。

「フチなし印刷用廃インク吸収パッド」の警告そのものの意味や、表示されたときの確認ポイントについては、こちらの記事で詳しく整理しています。

▶︎ 「フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています」と表示された|意味と対処法

そのときはPDF経由で印刷できたケースがあり、別の記事にまとめています。

今回の記事は、

PDFをフチなし印刷できない一般的な原因の切り分け

が目的なので、廃インク吸収パッドの詳しい説明はこちらでは繰り返しません。

▶︎ フチなし印刷ができない!PDFに保存して印刷したら解決できた【2026】


まとめ|プリンター側から順番に確認する

PDFをフチなし印刷できないときは、

「PDFだから無理」

と決めつけず、順番に確認してみましょう。

まず、

プリンターがフチなし印刷に対応しているか

を確認します。

次に、

用紙サイズ・用紙種類
→ プリンター設定
→ Acrobat/Readerのページサイズ・倍率

を確認します。

また、フチなし印刷では、用紙全面へ印刷するためにデータを少し拡大し、

画像や文字の端が少し切れる場合がある

ことも覚えておきましょう。

大切なのは、

PDF側だけを見るのではなく、プリンター・用紙・ドライバー・PDF設定を順番に切り分けること

です。