「パソコンの空き容量が少なくなってきた」
「写真や動画が増えて、どこに移せばいいのか分からない」
「外付けSSDやHDDを買った方がいいのかな?」
パソコンを長く使っていると、少しずつデータが増えて、空き容量が足りなくなることがあります。
私も、気付かないうちに写真やダウンロードしたファイルがたまり、「何を消していいのか分からない」という状態になることがあります。
容量が足りなくなったからといって、すぐに外付けSSDやHDDを買う必要はありません。
まずは不要なデータを整理し、それでも足りなければ、
- 外付けSSD
- 外付けHDD
- クラウド
などを使って、保存場所を分ける方法があります。
この記事では、パソコンの容量が足りなくなったときに何から確認すればよいのか、順番に整理します。
結論|まず整理して、それでも足りなければ保存先を増やす
パソコンの容量が足りなくなったときは、最初から新しい保存機器を買うのではなく、次の順番で考えると分かりやすいです。
1. どれくらい空き容量が残っているか確認する
2. 不要なファイルを整理する
3. 写真や動画など容量の大きいデータを確認する
4. それでも足りなければ、外付けSSD・HDD・クラウドへ移す
特に、写真や動画は容量を使いやすいため、パソコン本体から別の保存先へ移すだけでも、かなり空き容量が増えることがあります。
ただし、大切なデータを外付けSSDなどへ移したあと、パソコン側から削除する場合は注意が必要です。
保存場所が1か所だけになると、その機器が故障したときにデータを失う可能性があります。
容量不足の解消とバックアップは、別に考えることが大切です。
まずパソコンの空き容量を確認する
最初に、現在どれくらい空き容量が残っているか確認します。
Windows 11なら、
設定 → システム → ストレージ
から確認できます。
ここを見ると、
- インストールされているアプリ
- 一時ファイル
- ドキュメント
- 写真
- その他のファイル
など、何が容量を使っているのか確認できます。
空き容量が少ない場合でも、原因が分からないままファイルを削除するのはおすすめしません。
まずは、何が大きな容量を使っているのか見てみましょう。
いらないデータを整理する
最初に確認したいのは、削除しても困らないデータです。
たとえば、
- ダウンロードフォルダーに残った古いファイル
- 使っていないアプリ
- 一時ファイル
- 同じ写真や動画の重複
- すでに不要になった資料
- ごみ箱に残っているファイル
などです。
特に「ダウンロード」フォルダーは、PDFや画像、インストール用ファイルなどが知らないうちにたまっていることがあります。
Windowsのストレージ設定から一時ファイルを確認する方法もあります。
ただし、内容が分からないファイルを無理に削除する必要はありません。
「これは何だろう?」と思うものは、すぐに消さず確認してから削除する方が安心です。
写真や動画が容量を使っていないか確認する
パソコンの容量不足で大きな原因になりやすいのが、写真や動画です。
スマートフォンから取り込んだ写真や動画を何年分も保存していると、かなりの容量になることがあります。
特に動画は、1本だけでも数GBになることがあります。
写真や動画を削除したくない場合は、パソコン本体から、
- 外付けSSD
- 外付けHDD
- クラウド
などへ移す方法があります。
ただし、先ほども触れたように、
外付けSSDへ移してパソコンから削除した場合、そのSSDだけが保存先になります。
大切な写真なら、さらに別の場所にもコピーを残しておくと安心です。
外付けSSDへ移すのが向いている人
外付けSSDは、速度が速く、比較的小型で持ち運びやすい保存機器です。
次のような使い方に向いています。
- 写真や動画を移したい
- 大きなファイルをよく使う
- 自宅と外出先の両方で使いたい
- ファイルの読み書きを速くしたい
- パソコンの空き容量を手軽に増やしたい
たとえば、パソコン本体のSSDが256GBで容量が足りない場合でも、1TBの外付けSSDを追加すれば、写真や動画などをかなり移せます。
一方で、HDDより価格は高めです。
また、SSDも故障しないわけではないため、大切なデータを1台だけに保存するのは避けた方がよいでしょう。
外付けSSDの選び方はこちらでも詳しくまとめています。
▶︎ 外付けSSDおすすめ【2026】初心者向けに選び方を解説
外付けHDDへ移すのが向いている人
外付けHDDは、大容量を比較的安く用意しやすいのが特徴です。
向いているのは、
- 写真や動画を大量に保存したい
- 数TB単位の容量がほしい
- 自宅に置いて使う
- バックアップ用として使いたい
- できるだけ費用を抑えたい
といった場合です。
動画を大量に保存する場合や、家族写真を何年分もまとめて保管したい場合には、HDDが使いやすいことがあります。
ただし、HDDは内部に機械的に動く部分があるため、落下や衝撃には注意が必要です。
頻繁に持ち歩く場合は、SSDの方が扱いやすいでしょう。
クラウドへ移すのが向いている人
クラウドは、インターネット上にデータを保存する方法です。
代表的なものには、
- Googleドライブ
- OneDrive
- iCloud
などがあります。
クラウドが向いているのは、
- スマホとパソコンの両方から使いたい
- 外出先でもファイルを開きたい
- 写真を自動で保存したい
- 外付け機器を持ちたくない
- 複数の端末で同じファイルを使いたい
という場合です。
一方で、保存容量が増えると有料プランが必要になることがあります。
また、大量の動画を保存する場合は、アップロードに時間がかかったり、通信環境が必要になったりします。
そのため、
すべてをクラウドへ移すのではなく、よく使うデータだけクラウドに置く
という使い方もできます。
外付けSSD・HDD・クラウド、結局どれを選ぶ?
迷う場合は、使い方で考えると分かりやすいです。
| 目的 | 向いている保存先 |
|---|---|
| 写真や動画を速く扱いたい | 外付けSSD |
| 大量の写真・動画を安く保存したい | 外付けHDD |
| 持ち運びたい | 外付けSSD |
| スマホとパソコンで共有したい | クラウド |
| 外出先でも使いたい | クラウド |
| パソコン全体をバックアップしたい | 外付けHDD・SSD |
| とにかく容量を安く増やしたい | 外付けHDD |
どれか1つだけが正解というわけではありません。
たとえば、
普段使うデータ → パソコン
写真・動画 → 外付けSSD
特に大切な写真 → クラウドにも保存
という組み合わせもできます。
容量はどれくらい選べばいい?
外付けSSDやHDDを買う場合、次に迷うのが容量です。
容量は、
- 500GB
- 1TB
- 2TB
- 4TB
などがあります。
普段の写真・書類保存なら、1TB程度から考えると余裕を持ちやすくなります。
動画をたくさん保存する場合や、パソコン全体のバックアップを取りたい場合は、2TB以上が必要になることもあります。
ただし、大容量にすればするほどよいわけではありません。
現在パソコンに入っているデータ量を確認してから選ぶと、無駄が少なくなります。
SSDの1TBと2TBで迷っている場合はこちらも参考になります。
▶︎ SSDは1TBと2TBどっちがいい?容量の選び方を解説
外付けへ「移す」ときはバックアップに注意
パソコンの空き容量を増やすために、写真を外付けSSDへ移したとします。
その後、パソコン側の写真を削除すれば、確かに空き容量は増えます。
しかし、その写真がSSDにしか残っていなければ、SSDが故障したときに失ってしまう可能性があります。
そこで、大切なデータについては、
外付けSSD+クラウド
外付けHDD+パソコン
など、2か所以上に保存しておくことを考えます。
つまり、
「容量を空けるために移す」ことと「バックアップを作る」ことは別
です。
この違いを覚えておくと、データ整理で失敗しにくくなります。
パソコン自体を買い替える方がいい場合もある
外付けSSDやHDDを追加すれば、容量不足を解消できる場合は多いです。
ただし、パソコンそのものが古く、
- ストレージ容量が極端に少ない
- 動作もかなり遅い
- Windows 11に対応していない
- バッテリーも弱くなっている
- ほかにも不具合がある
といった場合は、外付けストレージを追加するより、パソコン自体を買い替えた方がよい場合もあります。
容量不足だけなら外付けSSDなどで十分ですが、複数の不満が重なっているなら、一度パソコン全体を見直してみてもよいでしょう。
データの保存先そのものから考えたい場合
「そもそもUSBメモリ、HDD、SSD、クラウドはどう使い分ければいいの?」
という場合は、こちらの記事でまとめています。
▶︎ パソコンのデータはどこに保存する?USBメモリ・外付けHDD・SSD・クラウドの使い分け【2026】
まとめ
パソコンの容量が足りなくなったときは、すぐに外付けSSDやHDDを買うのではなく、まず何が容量を使っているのか確認してみましょう。
不要なファイルを整理するだけで、空き容量が増えることもあります。
それでも足りない場合は、
- 速度と持ち運びやすさなら外付けSSD
- 大容量を安く確保するなら外付けHDD
- スマホや複数端末でも使うならクラウド
というように、使い方に合わせて保存先を選びます。
そして、大切なデータは1か所だけに置かないことも大切です。
容量不足を解消するための「移動」と、データを守るための「バックアップ」は別。
この点を意識しながら整理すれば、パソコンの容量を空けつつ、大切なデータも残しやすくなります。








