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「生き方」(稲盛和夫・著)

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刊行10年目にして100万部を突破した、不朽のロング・ミリオンセラー!
二つの世界的大企業・京セラとKDDIを創業し、JALを再生に導いた「経営のカリスマ」が、
その成功の礎となった「人生哲学」をあますところなく語りつくした一冊。
夢をどう描き、どう実現していくか? 人間としてもっとも大切なこととは何か?
――サッカー日本代表の長友佑都選手、野球日本代表監督の小久保祐紀氏など
トップアスリートも座右の書としてその名を挙げる、「究極の人生論」。

アマゾン『「生き方 」 稲盛和夫 (著)』より

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気づき

1. 心の力と運命の主体性

運命は自分の心次第」「求めたものだけが手に入る」というメッセージから、自分の行動や考え方が人生を形作るという深い気づきを得ました。日々の選択や行動に責任を持つ重要性を再認識。

特に、「災難があったら業が消えたと喜びなさい」という逆転の発想が心に響きました。多くの人は苦しみを否定的に捉えがちですが、それを成長の糧と見る態度が、強さや前向きさを養うと感じます。


2. 実践的な指針の価値

六つの精進」や「六波羅蜜」といった具体的な行動指針はとても興味深かったです。これらは抽象的な理論だけでなく、日々の生活や仕事に直結する行動基準。たとえば、「謙虚にして驕らず」や「反省ある日々を送る」という言葉は、人としての成長にも不可欠な要素だと思います。

心を磨くための指針

「六つの精進」
  1. 誰にも負けない努力をする。
  2. 謙虚さを忘れず、驕らない。
  3. 日々の反省を怠らない。
  4. 生きていることに感謝する。
  5. 善行を積み、他者を利する。
  6. 感情的な悩みを持たない。
「六波羅蜜」(仏教的実践)
  1. 布施: 他者に惜しみなく与える。
  2. 持戒: 規律を守り、誠実に生きる。
  3. 精進: 絶え間ない努力を続ける。
  4. 忍辱: 忍耐し、困難を受け入れる。
  5. 禅定: 精神を整え、安定した心を持つ。
  6. 智恵: 正しい知識で物事の本質を見抜く。

3. 利他の精神に共感

他を利するところにビジネスの原点がある」という考え方は、自己中心的な価値観が目立つ現代において特に重要だと感じました。他者や社会に貢献することで、自分自身も成長し、信頼関係が築かれる。この利他的な精神が、成功だけでなく持続可能な幸福感をもたらすという点に深く共感しました。

4. 日々の創意工夫が大切だという気づき

毎日の創意工夫が大きな飛躍を生む」という言葉は、地道な努力の積み重ねが未来を変える鍵であることを示しています。大きな夢や目標も、日常の小さな改善や挑戦の積み重ねからしか生まれないという現実を改めて感じました。

5. 人生の「当たり前」の深さ

「感謝」「反省」「努力」など、一見当たり前のように思えることが、実は人生を豊かにする本質であるというメッセージに共感しました。日常の中でこれを実践し続けることの難しさと、その価値を再認識しました。

感想

人生の羅針盤」。特に、「心を磨くこと」「日々の努力」「他者を思いやる行動」といった普遍的な価値観が、実践を通じて自分や周囲をより良い方向に導く力を持っていると感じます。

また、この教えを日常生活や仕事にどう適用していくかを考えたとき、自然と自分の行動や考え方が見直され、次のステップへのエネルギーが生まれるのではないかと思いました。

読むだけでなく、実践することで初めてその価値が輝く内容だと強く感じました。

昨日より今日。今日より明日。心を磨きながら日々を大切に生きていきたい。

何度も再読したいと思う名著でした。

まず何から始めよう

日々の創意工夫、内省のために、日記を始めようと思います。

昨日より今日。今日より明日」の精神で、自分の運命を切り開き、心を磨いていきたいです

 

 

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