
「直ちに弊社サポートへご連絡ください」。パソコンの画面がいきなり赤くなり、大きな警告音とともに不気味なメッセージが表示されたら、誰でもパニックになりますよね。
実は先日、私のパソコンにもこの画面が表示されました。
結論からいうと、これは「サポート詐欺」と呼ばれる偽の警告画面です。パソコンはウイルスに感染していませんし、壊れてもいません。
この記事では、私が実際にこの偽警告を安全に消し去り、パソコンの安全を確認した全手順を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
その警告、100%「ニセモノ」です!
まずは、大きく深呼吸してください。その画面は、あなたを不安にさせて、表示されている電話番号に電話をかけさせようとする「罠」です。
絶対にやってはいけないこと:
- 画面に表示されている電話番号に電話をかけない
- 画面上のボタン(「前へ」「確認」など)を安易にクリックしない
なぜニセモノだと断定できるのか?

- 連絡先が日本の大手企業ではない: マイクロソフトなどの正規企業が、このような「0101」から始まる怪しい番号を警告画面に乗せることはありません。
- 日本語が少しおかしい: 「有害のトロイの木馬」など、表現が不自然です。
- 大音量で警告する: 本物のセキュリティソフトは、ユーザーを驚かせるような大音量のアナウンスやブザー音は流しません。
3分で解決!私が実際に行った「強制終了」の手順
この画面は、インターネットを閲覧するソフト(ブラウザ)で全画面表示されているだけです。マウス操作が効かなくなっているように見えても、裏側で強制的に終了させることができます。
ステップ1:「タスクマネージャー」を呼び出す
キーボードを使って、パソコンを裏から動かすプログラムの管理画面を呼び出します。
キーボードの 「Ctrl」キー と 「Shift」キー を押しながら「Esc」キー を押します。
(Ctrl + Shift + Esc の同時押しです)
【豆知識】 もし
Ctrl+Shift+Escで反応がないほどパソコンが固まっていたら、Ctrl+Alt+Deleteを試してみてください。青い画面に切り替わるので、そこから「タスクマネージャー」を選べば大丈夫です。
ステップ2:ブラウザを「強制終了」させる
「タスクマネージャー」というウィンドウが開きます。
- リストの中から、あなたが使っているブラウザ(「Google Chrome」や「Microsoft Edge」など)を探してクリックします。
- 右下にある 「タスクを終了」 ボタンをクリックします。
これで、うるさい警告画面と音が消えるはずです! パソコンが静かになったら、成功です。
※ここが重要! ブラウザをもう一度開いたとき、「ページを復元しますか?」や「前回のセッションを復元しますか?」というメッセージが出ることがあります。 ここで「復元」を押すと、またあの詐欺画面が開いてしまいます。** 必ず「×」で閉じるか、「新しいページ」を開くようにしてください。
念には念を!セキュリティソフトで「スキャン」を実行
画面は消えましたが、「本当に大丈夫だったのかな?」と不安が残ると思います。私は、その不安を解消するために、念のためセキュリティソフトでパソコンの中身を点検しました。
私は普段から使っているセキュリティソフトの「クイックスキャン」という機能を使い、パソコン内の重要部分をチェックしました。
結果、何も脅威は検出されず、無事であることが確認できました!
スキャンの方法は、お使いのソフトによって異なりますが、もしWindows標準のセキュリティをお使いなら、「ウイルスと脅威の防止」からスキャンが可能です。これで100%の安心を手に入れましょう。
Windows 標準機能でチェックする手順
特別なソフトを入れていない方でも、Windowsには標準で強力なウイルス対策機能が備わっています。
- キーボードの 「Windowsロゴ」キー を押しながら 「I(アイ)」 キーを押して「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」 > 「Windows セキュリティ」 をクリックします。
- 「ウイルスと脅威の防止」 をクリックし、「クイックスキャン」 を実行します。
これで「現在の脅威はありません」と表示されれば、ひと安心です!
Windows標準機能でも十分ですが、より強固な守りや、今後の詐欺被害を未然に防ぎたいなら、定番ソフトが安心です。
もし、電話をかけてしまったら?
万が一、パニックになって電話をかけてしまい、相手の指示に従って何かを操作してしまった場合は、以下の対応を行ってください。
- 遠隔操作ソフトを削除する: もし「これをインストールしてください」と指示されて入れたソフトがあれば、すぐにアンインストールしてください。
- クレジットカード会社に連絡する: お金を支払ってしまった、またはカード番号を教えてしまった場合は、すぐにカード会社に連絡して利用を停止してください。
- 相談窓口を利用する: 最寄りの警察署や、国民生活センター(消費者ホットライン「188」)に相談してください。
まとめ:落ち着いて行動すれば大丈夫!
この偽警告画面は、たまたまそのサイトを表示してしまっただけで、あなたが悪いわけではありません。落ち着いて「タスクマネージャー」から閉じれば、何の実害もないのです。
もし次に同じような画面が出ても、この記事のことを思い出して、慌てずに対応してくださいね。








