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人生が豊かになりすぎる究極のルール/「DIE WITH ZERO」 ビル・パーキンス・著 児島修・訳/ダイヤモンド社

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人生を最大限に楽しむための原則(気付きポイントまとめ)

1.今すぐにやりたいことをやる

未来のために喜びを先延ばししすぎてはいけない。お金を節約することも大切だが、それが理由で今しかできない経験を逃してしまっては本末転倒。

→ 自分が本当にやりたいことを明確にし、今のうちに経験する。

2.人生は「経験の合計」でできている

思い出こそが人生の本質。経験にお金を使うことで、その後の人生でも「記憶の配当」として長く楽しむことができる。

→ できるだけ若いうちに経験に投資し、後々の人生の豊かさを高める。

3.「自動運転モード」ではなく、自分の意思で選択する

なんとなく働き続けたり、貯金し続けたりするのではなく、意識的に時間とお金の使い方を考えることが重要。

→ 仕事と人生のバランスを考え、無駄に働きすぎない。

4.人生の残り時間を意識する

人は死が迫っていないと、合理的な判断ができない。死から目を背けるのではなく、人生の限りある時間を最大限に活かすために計画を立てる。

→ 余命を意識することで、今やるべきことが見えてくる。

5.お金は「死ぬ前」に使う・分ける

人生の最後にお金が余るのは、時間を無駄にして働きすぎた証拠。子どもへの遺産も、親が生きているうちに与えたほうが有意義。

→ お金を貯めるだけでなく、大切な人との経験に使う。

6.年齢に応じて「お金・健康・時間」を最適化する

若いうちはお金がなくても時間と健康があるが、年を取ると健康が失われる。

→ 健康なうちにしかできない経験を積極的にする。

7.「やりたいこと」には賞味期限がある

人は年齢を重ねるごとに興味・体力・環境が変わる。できるだけ早く叶えられるように計画することが大切。

→ 「タイムバケット」を作り、年齢ごとに実現したいことを決める。

8.お金は「45〜60歳」に取り崩し始める

貯めるだけではなく、計画的に使うことが重要。

→ 「死ぬまでに必要なお金」を計算し、適切に使い始める。

9.リスクを恐れず、大胆に行動する

若い頃はリスクが小さく、成功すれば得られるものが大きい。失敗を恐れて動かないことが、実は一番のリスク。

→ リスクがないのに逃しているチャンス」がないか、常に考える。


『DIE WITH ZERO』を読んで感じたこと

『DIE WITH ZERO』は、お金と時間の使い方を見直すきっかけをくれる本だ。「いつかやろう」と思って後回しにしていることはないだろうか? この本は、「いま」こそ大事なことがあると教えてくれる。

特に印象的だったのは、「経験こそが人生の本質であり、思い出が最も価値のある資産だ」という考え方だ。年を取ってから「あの時やっておけばよかった」と後悔しても、時間は戻らない。なかでも「記憶の配当」という考え方が響いた。一度の経験が、その後の人生でも喜びをもたらし続けるというものだ。単なる消費ではなく、未来の自分への投資になるという視点は新鮮だった。

また、「自分の寿命を意識すること」の重要性についても語られている。漠然と老後の不安に備えるのではなく、「あとどれくらい生きるのか?」を現実的に考えることで、最適な資産の使い方が見えてくる。必要以上に貯め込みすぎると、今を楽しむ機会を逃してしまう。しかし、無計画に使い果たすのではなく、健康や年齢の変化を考えながらバランスよく活用することが大事だ。簡単に調べられるサイトもいろいろあるようだ。

さらに、リスクを恐れずに大胆に行動するための3つのポイントも示されている。

  1. 完璧なタイミングを待たない – 「今がベストな時」はほとんどない。迷っているうちにチャンスを逃すより、思い切って行動した方がいい。
  2. 失敗を学びにする – 何もしないより、チャレンジして経験を積む方が価値がある。
  3. お金より時間を大切にする – 収入を増やすことよりも、限りある時間をどう使うかを意識する。

この本を読んで、改めて「本当に大事なことは何か?」を考えた。もし今の生き方に迷っているなら、きっとヒントをくれる一冊になるはずだ。


「人生で一番大切なのは、思い出をつくることだ」という言葉に感銘を受けた。何のために生きるか? 仕事で大きなことを成し遂げたいのか? お金持ちになりたいのか? いろいろとあるが、それに対してのトレードオフ、必要なものを得るために犠牲にするものをしっかり考えておかないと、最後に後悔することになる。楽しみを先延ばしするのは否定しないが、あいまいな理由で先延ばしするほど人生は長くないし、人は永遠に生きられない。。。


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