仕事で使っているエプソンのプリンターで、先日、突然印刷できなくなりました。
画面には、
「フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています」
という、見慣れないメッセージが表示されていました。
インク切れや紙詰まりなら、何を確認すればよいか何となく分かります。
しかし、「フチなし印刷用廃インク吸収パッド」と言われても、何のことなのか、すぐには分かりませんでした。
「プリンターが故障したのでは?」
「パソコンとの接続がおかしいのかも」
そう思い、プリンターの電源を入れ直すなど、いくつかの操作を試しました。
その後、パソコン側の印刷キューに印刷待ちのデータが残っていないことを確認し、もう一度「フチなし」設定で印刷を実行したところ、印刷できました。
ただし、電源の入れ直しや印刷キューの確認によって印刷できるようになったのか、再度印刷を実行したことで一時的に続行できたのかは、はっきりとは分かりません。
今回あらためて感じたのは、「印刷できない」という結果だけに気を取られず、表示されたメッセージをきちんと確認することの大切さです。
この記事では、「フチなし印刷用廃インク吸収パッド」とは何なのか、警告が表示されたときに何を確認すればよいのかを、実際の体験をもとに紹介します。
※表示される文言や操作方法は、プリンターの機種によって異なります。使用している機種の公式マニュアルもあわせて確認してください。
結論|「限界に近づいています」なら印刷を続けられる場合がある
「フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています」と表示されても、プリンター全体がすぐに使えなくなるとは限りません。
今回使用していたプリンターでは、警告が表示されたあと、いったん電源を入れ直しました。
その後、パソコン側の印刷キューに印刷待ちのデータが残っていないことを確認し、もう一度「フチなし」設定で印刷を実行したところ、印刷できました。
つまり、今回の警告は、
- プリンター本体が完全に故障した
- パソコンとの接続が完全に切れた
- インクがなくなった
という意味ではありませんでした。
ただし、印刷できたからといって、フチなし印刷用廃インク吸収パッドの状態が元に戻ったわけではありません。
また、今回どの操作によって印刷できるようになったのかは、はっきりとは分かりません。
同じメッセージが表示された場合は、画面に表示された案内を確認し、使用しているプリンターの公式マニュアルも確認してください。
「限界に近づいています」と「限界に達しました」では、状況が異なります。
エプソン公式では、「限界に近づいています」の段階では印刷を続けられる場合がありますが、「限界に達しました」と表示された場合は、インクのあふれを防ぐため、原則として動作が停止します。
ただし、フチなし印刷用廃インク吸収パッドが限界に達した場合でも、機種によってはフチなし印刷以外の設定で印刷を続けられることがあります。
そのため、表示されたメッセージの文言を正確に確認することが大切です。
フチなし印刷用廃インク吸収パッドとは?
フチなし印刷用廃インク吸収パッドとは、フチなし印刷の際に用紙の外側へはみ出したインクを受け止める部品です。
フチなし印刷では、用紙の端に白い余白が残らないように、実際の用紙サイズより少し大きく印刷します。
そのため、一部のインクは用紙の外側にはみ出します。
そのはみ出したインクをプリンター内部で吸収しているのが、フチなし印刷用廃インク吸収パッドです。
普段は目に見えない部品なので、今回のようなメッセージが表示されるまで、その存在を知らない人も多いと思います。
私も今回、調べてみて初めて知りました。
なぜ「限界に近づいています」と表示されるの?
フチなし印刷用廃インク吸収パッドが吸収できるインクの量には限界があります。
フチなし印刷を繰り返すことで少しずつインクがたまり、プリンターが一定の量に近づいたと判断すると、警告が表示されます。
「限界に近づいています」は、吸収量が上限に近づいていることを知らせる表示です。
機種や警告の状態によっては、画面の案内に従うことで印刷を続けられる場合があります。
ただし、そのまま使い続けると、いずれ吸収量が限界に達し、フチなし印刷を続けられなくなる可能性があります。
今回使用していたプリンターでは、電源を入れ直し、印刷キューを確認したあと、再度フチなし印刷を実行すると印刷できました。
ただし、一時的に続行できただけなのか、どの操作が影響したのかは分かりません。
印刷できないときは、まずメッセージを確認する
今回、私は「印刷できない」という状況に気を取られ、まずプリンターの電源を入れ直しました。
しかし、仕事中に突然印刷できなくなると、落ち着いて長いメッセージを読むのは意外と難しいものです。
見慣れない言葉が並んでいると、つい読み飛ばしてしまうこともあります。
今振り返れば、画面には原因につながる言葉がきちんと表示されていました。
印刷できないときは、いきなり何度も再起動する前に、まず次の点を確認するとよさそうです。
- 画面にどのようなメッセージが表示されているか
- 「フチなし印刷」という言葉が入っていないか
- 「限界に近づいています」なのか「限界に達しました」なのか
- エラー番号が表示されていないか
- 画面上に印刷を続けるための案内がないか
できれば、スマートフォンで画面を撮影しておくと安心です。
表示を閉じたあとでは、正確な文言を思い出せないことがあります。
私も最初は、「廃液パッドだったかな」「限界値だったかな」と、正確な言葉が曖昧になっていました。
警告が表示されたあとに行ったこと
今回、警告が表示されたあとに行ったのは、次の操作です。
- プリンターの電源をいったん切る
- プリンターの電源を入れ直す
- パソコン側の印刷キューを確認する
- 印刷待ちのデータが残っていないことを確認する
- もう一度「フチなし」設定で印刷を実行する
この操作を行ったあと、印刷できました。
ただし、電源を入れ直したことが有効だったのか、印刷キューにデータが残っていないことを確認したためなのか、単純にもう一度印刷したことで続行できたのかは、はっきりとは分かりません。
そのため、「この手順を行えば必ず直る」というものではありません。
また、印刷できたとしても、吸収パッドにたまったインクがなくなったわけではありません。
あくまでも、今回のプリンターではこの操作のあとに印刷を続けられた、という実体験です。
電源の入れ直しや印刷キューの確認で直る?
印刷できない原因が、
- プリンターとの一時的な接続不良
- 印刷待ちデータの詰まり
- 一時的なソフトウェアの不具合
であれば、電源の入れ直しや印刷キューの確認が有効なことがあります。
一方、フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいている状態は、再起動だけで元に戻るものではありません。
今回印刷できるようになったとしても、警告の原因そのものが解消したとは考えにくいです。
大切なのは、「とりあえず再起動すれば直る」と決めつけず、表示されたメッセージをもとに原因を切り分けることです。
警告が出たら修理が必要?
警告が表示されたあとも印刷を続けられる場合がありますが、フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が元に戻るわけではありません。
警告が表示された場合は、今後フチなし印刷を続けるために、フチなし印刷用廃インク吸収パッドの交換が必要になることがあります。
エプソンでは、機種によってはユーザー自身で交換できず、販売店やエプソンの修理窓口への依頼が必要です。
ただし、修理対応状況や交換方法は機種によって異なるため、まずプリンター本体の型番を確認し、公式サポート情報を確認してください。
確認したいのは、次の点です。
- フチなし印刷用廃インク吸収パッドの交換に対応しているか
- メーカー修理が必要か
- 修理受付期間内か
- 修理料金はいくらか
- 警告後も印刷を続けられるか
- フチなし印刷以外の機能は使えるか
修理受付状況や料金は変更されることがあるため、使用している機種の最新情報を確認することが大切です。
※インターネット上には、カウンターのリセットや分解方法もありますが、表示だけを消しても吸収パッドの状態が元に戻るわけではありません。無理に分解せず、まずは機種別の公式案内を確認してください。
修理か買い替えかを考えるきっかけにもなる
この警告をきっかけに、修理するか、そのまま使える範囲で使うか、買い替えるかを考える必要が出てきます。
一方で、「限界に近づいています」と表示されている段階では、印刷を続けられる場合があります。
対応方法は機種によって異なりますが、次のような点も確認してみましょう。
- プリンターを購入してから何年たっているか
- 紙送りの失敗が増えていないか
- 印刷のかすれや色むらがないか
- ヘッドクリーニングの回数が増えていないか
- Wi-Fi接続など、ほかにも不具合がないか
- メーカーの修理受付が続いているか
- 修理費と買い替え費用にどの程度差があるか
ほかに不具合がなく、現在の印刷機能で困っていないのであれば、すぐに買い替えずに様子を見る選択肢もあります。
反対に、使用年数が長く、ほかにも調子の悪い部分があるなら、修理だけでなく買い替えも検討してよいかもしれません。
警告が表示された場合は、今後フチなし印刷を続けるために、フチなし印刷用廃インク吸収パッドの交換が必要になることがあります。
関連記事:プリンターは修理と買い替えどっち?費用・使用年数から考える判断の目安【2026】
まとめ|「印刷できない」と焦ったときほどメッセージを読む
「フチなし印刷用廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています」という表示は、初めて見ると驚きます。
私も、仕事中に突然印刷できなくなったため、まずプリンターの電源を入れ直しました。
その後、パソコン側の印刷キューに印刷待ちのデータが残っていないことを確認し、もう一度フチなし設定で印刷したところ、印刷できました。
ただし、どの操作によって印刷できるようになったのかは、はっきりとは分かりません。
また、印刷できたからといって、フチなし印刷用廃インク吸収パッドの状態が元に戻ったわけではありません。
今回の体験から感じたのは、印刷できないときほど、画面に表示されたメッセージを落ち着いて確認することの大切さです。
同じメッセージが表示された場合は、まず次の点を確認してみてください。
- メッセージの正確な文言を確認する
- 画面をスマートフォンで撮影する
- 警告画面に表示された案内を確認する
- 印刷キューにデータが残っていないか確認する
- 必要に応じてプリンターの電源を入れ直す
- 警告画面の案内を確認したうえで、必要に応じて印刷を再実行する
- プリンターの型番を確認する
- 公式マニュアルやサポート情報を確認する
警告が出たあとも印刷を続けられる場合がありますが、吸収パッドの問題が解消したわけではありません。
慌てずに状況を確認したうえで、必要に応じて修理や今後の使い方を検討しておくと安心です。
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※インク交換だけでは、廃インク吸収パッドの警告は解消しません。










